今回のテーマは「遺体科学」です。
生物の骨に隠された生物の進化の歴史に魅せられ、骨格標本作りにはまっている管理人にとっては「解剖男」(講談社現代新書)の著者である今回の語り手、遠藤秀紀さんにお会いし、話を聞けるのをとても楽しみにしていました。
まだ、開演前ですが、いきなりテーブル配置は遠藤さんを囲んでのお食事会モードです。
いつもは開演終了後の状況がこんな感じですが、開演前から参加の皆さん積極的過ぎです…。
いよいよ開演です。実はカフェペディアの前に、遠藤さんは到津の森公園でのイベントで二回の講演を行っており、カフェペディアでは遠藤さんにとって本日三回目のお話です。遠藤さん無理を言って申し訳ありません。
下の画像はパンダの死体です。
いよいよ開演です。実はカフェペディアの前に、遠藤さんは到津の森公園でのイベントで二回の講演を行っており、カフェペディアでは遠藤さんにとって本日三回目のお話です。遠藤さん無理を言って申し訳ありません。
下の画像はパンダの死体です。
パンダの手には5本の指に向き合って第六の指といわれるものがあり、これを使って物をつかむとされていましたが、遠藤さんはパンダの遺体の解剖から第六の指がほとんど動かないことに気づきました。そこで、パンダの手をあらゆる角度からレントゲン撮影し、物を握る際の骨の動きを再現した結果、パンダが物をつかむために第七の指を持つことを見出したのです!
続いて、ツチブタ。ツチブタを知る人は少ないかもしれませんが、長く丈夫な爪で地面を掘り、シロアリなどを食べる動物です。さて、このツチブタの指ですが内側の指は深く折れるけど外側の指は深く折れないなぜか?
想像がつきません…。
これまたツチブタの腕の骨の動きを、ツチブタの遺体のMRI写真で再現した結果、内側の指で土をえぐり、その土を外側の指で体の外側の位置へ押しやることを一連の腕の動きで行っているのです!私のつたない文章ではわかりにくでしょうが、骨の動きをアニメーション化した映像を見せていただき、即、納得!!
と、管理人がへーっと思った話を書き上げればきりがないのですが、
「生きた動物の骨がどう動いているかの調査はほとんどされていない。」
えっそうなの?と思ったけれどもよくよく考えると動いている動物をレントゲンやMRI撮影することなんて確かに難しいことです。
管理人も骨格標本づくりから見出される生物の体のつくりの共通点や多様さに惹かれていますが、この骨格が生きているときはどのように動いているのか想像すらしていませんでした。生きものの体を支える骨は動きの源となるものです。それを知ることは、大げさに聞こえるかもしれませんが、地球上の様々な生物と自分とのつながりを知ることのような気がします。
「あらゆる遺体は知の宝庫である」と遠藤さんは講演の最初に示してくれました。「知」を求めることが人間の特性であるならば、遺体とどう向き合うべきか改めて考え、気づかされる日でした。
追記
後日、東京に行く機会があったので遠藤さんの勤務する東京大学総合研究博物館に行ってきました。これまでの博物館とは異なる古いけども新しい雰囲気を感じました。
続いて、ツチブタ。ツチブタを知る人は少ないかもしれませんが、長く丈夫な爪で地面を掘り、シロアリなどを食べる動物です。さて、このツチブタの指ですが内側の指は深く折れるけど外側の指は深く折れないなぜか?
想像がつきません…。
これまたツチブタの腕の骨の動きを、ツチブタの遺体のMRI写真で再現した結果、内側の指で土をえぐり、その土を外側の指で体の外側の位置へ押しやることを一連の腕の動きで行っているのです!私のつたない文章ではわかりにくでしょうが、骨の動きをアニメーション化した映像を見せていただき、即、納得!!
と、管理人がへーっと思った話を書き上げればきりがないのですが、
「生きた動物の骨がどう動いているかの調査はほとんどされていない。」
えっそうなの?と思ったけれどもよくよく考えると動いている動物をレントゲンやMRI撮影することなんて確かに難しいことです。
管理人も骨格標本づくりから見出される生物の体のつくりの共通点や多様さに惹かれていますが、この骨格が生きているときはどのように動いているのか想像すらしていませんでした。生きものの体を支える骨は動きの源となるものです。それを知ることは、大げさに聞こえるかもしれませんが、地球上の様々な生物と自分とのつながりを知ることのような気がします。
「あらゆる遺体は知の宝庫である」と遠藤さんは講演の最初に示してくれました。「知」を求めることが人間の特性であるならば、遺体とどう向き合うべきか改めて考え、気づかされる日でした。
追記
後日、東京に行く機会があったので遠藤さんの勤務する東京大学総合研究博物館に行ってきました。これまでの博物館とは異なる古いけども新しい雰囲気を感じました。
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