今回は、参加者としてCafepediaによく遊びに来ていただいている黒河雅文さんに「化石」の世界を語っていただきました。
黒河さんの本業は歯科技工士ですが、いつものCafepediaの語りの時間後のフリータイムでの会話の中で、実は化石の研究家であるという事実が判明(?)し、それならばいつか「化石」の話をじっくりと聞かせてくださいということで、今回の語り手として登場ということになりました。
今回は、会場がちょっとした化石博物館になりました。この巨大な物体はイグアノドン足跡の化石を型どりしたものです。
この恐竜の足型は中生代白亜紀のものだそうですから、今から約1億4300万年前~約6500万年前の足跡です。私、管理人もイノシシやアナグマの足型を石膏で型どりしたことがありますが、所詮数日前についたであろう足型とはその重みが違います(もちろん体重も)。 お父さんと一緒によくCafepediaに遊びに来る少年も興味津々の様子です。
さて、いよいよ「化石」話の開始です。 化石発掘といえば、グランドキャニオンのような荒野を思い浮かべるのですが、黒河さんがスライドで紹介される化石発見場所の写真は、「家の近所の石積み」とか「某パチンコ屋さんの入り口」とか「空港近くのユニクロの雨落ち石」とか「100円ショップで売っていた大理石のタイル」など、おもいっきり身近です。
化石がこんなに身近なものとは思っていませんでした。街なかを歩く際の楽しみがまた一つ増えてしまいました。しかし、考えてみると地球誕生から約46億年、生命誕生が約38億年前、最古の化石が約35億年前です。それに比べれば、人間が今みたいな都市をつくって暮らすようになってたかだか5000年です。それを考えると都市の中は化石だらけです。いや、化石燃料なんかを考えると化石とともにわれわれの暮らしがあると言うことかー。と地球誕生から現在の生活のつながりというものを感じました(大げさでしょうか?)。
黒河さんの化石との出会いは、子どもの頃、ぼた山で遊んでいるときにぼたの中に発見した葉っぱの化石だそうです。化石を発見した黒河少年はこれがいったいどんな時代のどんなものなのか調べたい!と思ったのですが、近くに博物館もなく、調べるところが近くにあったらいいなーと思ったそうです。そして出した結論が・・・私設化石資料館をつくろう!
この発想が素敵です。
そして30年間化石を採集、ある日折り込みチラシで発見したプレハブハウスの大特価セールが決断のきっかけとなり、なんと自宅横に私設化石資料館を完成させました。

子どものころの夢を実現させた黒河さんですが、いろいろとお話を聞くと化石一筋の人生というわけではなく、多感な青年時代はバイクで疾走していたそうですし(疾走しながらも化石発掘ポイントをひそかに探していたそうですが…)、職業は歯科技工士ですし…。黒河さんの人生の傍らには常に化石があったという感じでしょうか?
そんな存在が自分にもあるかなーとふと考えてみましたが、何も見当たりません…。いやいや、まだ気づいていないだけかもしれません。Cafepediaでのいろいろな語り手の方との出会いが私管理人にとっての"化石"かもしれません。
語りの時間終了後も、化石を前に参加者との話が盛り上がりました。
貴重な資料を持ってきていただきありがとうございました。次回はアオイガイのコレクションもぜひ展示してください。
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