この始まるまでのゆったり感、まったり感がなんともいえないのですが、私自身は語り手の話の前から、終わったあとまで、ゆったりとカフェペディアの場を楽しむのを心地よく感じています。

お待ちかねの語りの時間です。
スタートは「洞窟」の定義から。あらためて問われるうーんと頭をひねってしまいます。地下の穴?あまりにも漠然とした定義しか浮かんできません。
浦田さんによると「洞窟とは人が入る大きさのある地下の空洞、人の掘った穴も洞窟です。」
「人が入る大きさのある」というという部分が意外です。人間中心の定義であるところに「えっいいの?」と思いつつも、ぐんと洞窟に親近感がわいてきます。
さらに衝撃的な発言が浦田さんから「人の掘った穴も洞窟です。坑道、トンネル、古墳、地下街、下水道も洞窟です。」
そこまで言われてしまうと今まで未知の世界だった洞窟がいっきに身近な存在になってしまいます。子どもの頃、秘密基地を作ろうと穴を掘っていたのは実は洞窟をつくっていたんだ!と気づき昔の自分の行動に感動してしまいました。

お待ちかねの語りの時間です。
スタートは「洞窟」の定義から。あらためて問われるうーんと頭をひねってしまいます。地下の穴?あまりにも漠然とした定義しか浮かんできません。
浦田さんによると「洞窟とは人が入る大きさのある地下の空洞、人の掘った穴も洞窟です。」
「人が入る大きさのある」というという部分が意外です。人間中心の定義であるところに「えっいいの?」と思いつつも、ぐんと洞窟に親近感がわいてきます。
さらに衝撃的な発言が浦田さんから「人の掘った穴も洞窟です。坑道、トンネル、古墳、地下街、下水道も洞窟です。」
そこまで言われてしまうと今まで未知の世界だった洞窟がいっきに身近な存在になってしまいます。子どもの頃、秘密基地を作ろうと穴を掘っていたのは実は洞窟をつくっていたんだ!と気づき昔の自分の行動に感動してしまいました。

スクリーンに映し出された写真は北九州市に住む人には馴染み深い平尾台の様子、と言いたいところですが、スクリーン上にあるのは平尾台の地下、洞窟探検の様子の写真です。まったく馴染み深くない光景です。私の住む近くにこんな子どもの頃わくわくどきどきしながら見ていた水曜スペシャル川口浩探検隊シリーズで放映されていたような場所が私の住む近くにあったなんて知りませんでした。
しかもその写真には狭い隙間をくぐりぬける笑顔の女性が・・・。写真はフラッシュをたいているから明るく写っていますが、実際の洞窟内は真っ暗なはず、しかもこんな狭い隙間でこんな笑顔ができるなんて!と、変なところに感心してしまいました。
平尾台の地下には洞窟がたくさんあり、その入り口はいたるところにあるそうです。洞窟に入っていくとどうやっても人が通り抜けられないと場所に行き着きます。しかし、風は流れており洞窟は続いている。穴がどこに続いているのか、洞窟に潜ったことのない私にもそれを知りたくなる気持ちがすごくわかります。そんな時どうするのか?風が通り抜けている場合は発炎筒をたいて煙がどこから出てくるか地上から探し出し、洞窟のつながりを調べるそうです。浦田さんは簡単におっしゃられていましたが、地上から出るわずかな煙を探し出すのはかなり困難な気がするのですが・・・。
洞窟は石灰岩が雨などで侵食されて出来るものが多いということで、世界の洞窟の分布を石灰岩地形の分布に照らし合わせて解説していただきました。まずはエジプトからリビアに広がる石灰岩地帯。エジプトの砂漠の下は洞窟だそうです。そういえばピラミッドは昔は綺麗な石灰岩で覆われていたというのを聞いたことがあります。で、石灰岩地形で洞窟があるということは昔水が流れていたということになります。
その他には中国南部からベトナム、ヨーロッパアルプスから中央アジア、ヒマラヤ、シベリア、アメリカのユカタン半島は石灰岩地形で洞窟がたくさんあるということです。一方でアフリカや南米は洞窟がほとんどないそうです。そこから何がわかるか?
石灰岩というのはさんご礁や貝の死骸でできるもので、これらの生物が地球上に現れたのは5億年前以降です。ということは石灰岩地形=洞窟がたくさんある場所は5億年以降に海だった場所であり、洞窟のあまりないアフリカや南米は5億年以降はずっと陸地だったということになります。
ふむふむなるほどという感じです。頭で納得です。さらに「洞窟探検は大昔の海を探検しているということです。」という浦田さんの言葉に心で納得、そしてロマンを感じました。
それじゃあ石灰岩地形にある世界中の洞窟はどれも同じ様子かというと全く違っているそうで、それを様々な世界の洞窟の写真(全て浦田さんは踏破(潜破?)されたそうです。)で紹介していただきました。

沖縄、オーストラリア、ベトナム、スロヴェニア、ノルウェー、中国・・・。一つ一つの写真を紹介されている時、それぞれの洞窟が浦田さんの頭の中にリアルに浮かんでおり、そのときの体験を思い出し笑いならぬ、思い出し楽しみされているように感じられ、写真を通じて浦田さんの体験を追体験させてもらっているという感じがしました。
紹介された洞窟はそれぞれ個性的で、例えばブダペストの洞窟、ここはドナウ川を挟んでブダとぺシュトという町があるのですが、実はドナウ川は断層で地下からは温泉が湧いているそうです。そしてこの地下から湧き上がる温泉が石灰岩を溶かし洞窟をつくっているのだそうです。普通、洞窟は雨水が地下にしみこんでいくから上から下に広がっていくのですが、ブダペストの洞窟はその逆で地下から地上へと広がっているのだそうです。
フランス中南部にも石灰岩地形が広がっていて、しかもそこはワインの名産地だそうです。石灰岩地形は雨水がさっと地中にしみこみ土地が乾燥しがちなのですが、そのような環境がブドウ栽培に適しているそうで、世界の洞窟の名所はだいたいワインの名産地だそうです。
これは語りの時間後の会話で話題に上がったのですが、「地理」と「地学」はどう違うのか?「地学」は地質的な分野を取り扱い、「地理」はそれに人の関与が加わってくる。そういえば高校からでしょうか?「地学」は理系科目、「地理」は文系科目とわかれるのは。今だから言えますが、根底部分は一緒なのに地学と地理の二つの分野を分けて学ぶのはおもしろくないと思います。洞窟とワインの関係の話のおもしろさは地学、地理とわけていたらわからないと思います。そう思うとカフェペディアでさまざまな方々にお会いして様々な世界に触れることに面白さを感じているのは、学生時代に勉強したことが今になっていろいろと結びつき、あたらしい発見が自分の中で生まれているからだこそと思えます。今回のテーマである「洞窟」に例えて言うなら、自分自身の中のいりくんだ洞窟を手探りで探っていき、そのつながりを発見した時のおもしろさというところでしょうか。
そういえば、浦田さんにとっての洞窟の面白さは何という質問に対して、「何があるかわからないというところ。登山と比較した場合、高い山はどこにどれだけあるかわかるけれども、地下の洞窟はわからない。どれだけ深いのかとか、どのような方法で探すのかとか試行錯誤で探っていくのがおもしろい。」とおっしゃっていました。
そこに確かにあるけれども未知のものを探す、そしてそれを探す方法を探す。私がカフェペディアに感じている面白さも自分自身の中に確かにあるけれどもまだ見つけていないものを探すことなのかなーと思いました。

世界の洞窟紹介の後、いよいよ洞窟の深い世界へ・・・というところで語りの時間の終了時刻になってしまいました。が、ちょっと延長して洞窟探検道具のいろいろを紹介していただきました。大きな袋から次々と取り出される探検道具に使い方もよくわからないのにわくわくしてしまいます。せっかくだから道具をそろえて、洞窟に入ってみようとひそかに思っております。
語りの時間は終了時間がありますが、その後のフリートーク、通称、裏カフェペディアは制限時間はありません。この日も日付が変わるまで、語りの時間では到達しえなかった深~い洞窟話を楽しみました。

実は後日、浦田さんから、今回、洞窟の入り口の部分で話が終わってしまったのは残念なので、ぜひとも再度カフェペディアに逆襲(?)させてほしいとのご連絡がありました。カフェペディア逆襲編は初めてですが、ぜひとも(仮題)「もっと、洞窟学のススメ」を開催したいと思います。浦田さんよろしくお願いします。
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