今回のカフェペディアのテーマは「ツノゼミ」!。語り手には「ツノゼミ ありえない虫」の著者である丸山宗利さんをお迎えしての開催です!
私管理人は昆虫好きです。
書店に行った際には昆虫関連の本が並ぶコーナーを必ずチェックします。
そこで出会った本が「ツノゼミ ありえない虫」です。
パラパラとページをめくった途端、「昆虫の宝石箱やー!」、衝撃を受けました。
カラフルな写真で紹介されたツノゼミたちの魅力的を通り越し、蟲惑的な姿に突き動かされ本を手に取り、レジへと向かいました。
家に持ち帰り、購入した本をじっくりと読むとツノゼミに付けられた和名のセンスやコメントも最高!
虫好きの方も、虫嫌いの方も、虫に興味の無い方も存分に楽しめる本です。
さて、感動に突き動かされて図々しくも著者の丸山さんにカフェペディアでの語り手をお願いし、開催前の打合せと称して、研究室にお邪魔させていただきました。そこで出会ったツノゼミの標本たちは写真以上に蟲惑的です。精巧なミニチュアのような造形に感動し、これが動いているところをぜひとも見てみたいとさらなる欲求に駆り立てられました。
「ツノゼミ」、”何故?”の塊です。
虫好きの方も、虫嫌いの方も、虫に興味の無い方も必ず”なんでー?”と思うはずです。
「虫やだー」と思った方、そんな方にはぜひともご参加いただきたい!
美しい彫刻を見るつもりでご参加いただけると、新しい世界が広がること間違いなしです。
第四十七夜 「究極のへんてこ虫”ツノゼミ”の何故?」
語り手 丸山 宗利 さん
(九州大学総合研究博物館 助教)
http://sites.google.com/site/myrmekophilos/
開催日時 平成23年12月13日(火)
18:00開場~、19:30「語りの時間」~、20:30フリータイム~
「語りの時間」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は12/11日(日)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
またその際にこんなことを語り手の方に聞いてみたいなどメッセージをいただければよりカフェペディアをお楽しみいただけますのでよろしくお願いします。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
2011年11月29日火曜日
2011年11月14日月曜日
第四十六夜開催のお知らせ!
今回のテーマは「プラネタリウム」、宗像ユリックスのプラネタリウムで解説員をされている小野田淳子さんを語り手に迎えての開催です。
「プラネタリアン」という言葉を知っていますか?
プラネタリウムの解説をされている方を「プラネタリアン」と呼ぶそうです。
その響きにロマンティックなものを感じました
プラネタリウムはなぜ(眠ってしまうほど)心地よいのか?
「椅子がいい感じに倒れるから」、「暗いから」などなどいろんな理由があるでしょう。
その答えを知る為にいつものように今回の開催に先立ち宗像ユリックスのプラネタリウムに行ってまいりました。
その結果、私はプラネタリウムの行われる環境だけでなく、「プラネタリアンの語りが心地よい」というのがプラネタリウムを心地よい空間にさせている要因だという結論に至りました。
プラネタリウムでの語りはストーリーにそって淡々と語られているのではなく、その場の観客の雰囲気によって語りが変化するのです。また、同じプログラムでもプラネタリアンの方によって全く違った雰囲気のものになります。まさに星空ライブなのです!
プラネタリアンの語りとともにプラネタリウムで興味深いのがその投影機!
あの宇宙船のような形状。いったいなんのためにあんな形をしているのか?
宇宙の雰囲気を出す為・・・ではありません。ちゃんとあの形には意味があるのです。投影機の美しさは機能美なのです!
と、開催のお知らせを書いているだけで興奮してしまいました。
語り手の小野田さんの事前予告によると今回のカフェペディアではプラネタリウムの裏舞台や投影機のメカニカルな話、さらには会場のカフェでプラネタリウムをやってみよう!と盛りだくさんの内容です。
今回のカフェペディアはロマンティック&マニアック!いつもとはちょっと違った雰囲気になりそうです。
第四十六夜 「どうやって星空を表現するのか?~プラネタリウムとプラネタリアンの二人三脚~」
語り手 小野田 淳子 さん
(宗像ユリックス・プラネタリウム解説員)
http://hosizora.com/planetarium/
開催日時 平成23年11月23日(水)
18:00開場~、19:30「語りの時間」~、20:30フリータイム~
「語りの時間」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は11/21日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
またその際にこんなことを語り手の方に聞いてみたいなどメッセージをいただければよりカフェペディアをお楽しみいただけますのでよろしくお願いします。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
2011年10月4日火曜日
第四十四夜&四十五夜開催のお知らせ!その2
そして今月、科学夜話Cafepedia第2弾は語り手に福岡県立大学の福田恭介さんをお迎えして、「まばたきの心理学」をテーマに開催します。
今回の開催に先立ち打ち合わせと称して、福田先生の研究室にお邪魔し、いつものように一足先に一人カフェペディアを満喫させていただきました。
いろいろな話題で「へーっ、ほーっ」と新たな発見に出会ったのですが、その際の話題の一つで以前私がTVインタビューを受け、その映像をあとで見ると異常なほどにまばたきをしていることに気づいたことをお話したところ、「まばたき」に関するいろいろな研究データを示していただき、その原因をずばり教えていただきました。なんと私のまばたきは心の動きと深く関係していたのです!
どのような関係か・・・それは今回のカフェペディアで明らかになります。
「まばたきは目が乾かないようにするんだろう。」とお思いの方、まばたきにはそれ以上に重要な働きがあったのです!それを知りたい方はぜひカフェペディアにご参加を!
第四十五夜 「まばたきも口ほどにものを言い!?~まばたきと心の関係~」
語り手 福田 恭介 さん
(福岡県立大学人間社会学部人間形成学科教授)
開催日時 平成23年10月14日(金)
18:00開場~、19:30「語りの時間」~、20:30フリータイム~
「語りの時間」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は10/12日(水)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
今回の開催に先立ち打ち合わせと称して、福田先生の研究室にお邪魔し、いつものように一足先に一人カフェペディアを満喫させていただきました。
いろいろな話題で「へーっ、ほーっ」と新たな発見に出会ったのですが、その際の話題の一つで以前私がTVインタビューを受け、その映像をあとで見ると異常なほどにまばたきをしていることに気づいたことをお話したところ、「まばたき」に関するいろいろな研究データを示していただき、その原因をずばり教えていただきました。なんと私のまばたきは心の動きと深く関係していたのです!
どのような関係か・・・それは今回のカフェペディアで明らかになります。
「まばたきは目が乾かないようにするんだろう。」とお思いの方、まばたきにはそれ以上に重要な働きがあったのです!それを知りたい方はぜひカフェペディアにご参加を!
第四十五夜 「まばたきも口ほどにものを言い!?~まばたきと心の関係~」
語り手 福田 恭介 さん
(福岡県立大学人間社会学部人間形成学科教授)
開催日時 平成23年10月14日(金)
18:00開場~、19:30「語りの時間」~、20:30フリータイム~
「語りの時間」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は10/12日(水)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
第四十四夜&四十五夜開催のお知らせ!その1
今月はなんと連続2回で科学夜話Cafepediaを開催します!
まずは第四十四夜、「科学展示」をテーマに、語り手には日本科学未来館で展示開発を担当されている内田まほろさんをお迎えしての開催です。
日本科学未来館は東京のお台場にある科学博物館です。
私、この博物館がお気に入りで上京した際にはほぼ毎回来館しております。
どこが気に入っているのかというと良い意味で雰囲気が博物館ぽくないのです。
うまく表現できませんが、宇宙船の中にいるような感じです。
館の吹き抜けに展示されている地球ディスプレイのせいでしょうか・・・。
私、この博物館がお気に入りで上京した際にはほぼ毎回来館しております。
どこが気に入っているのかというと良い意味で雰囲気が博物館ぽくないのです。
うまく表現できませんが、宇宙船の中にいるような感じです。
館の吹き抜けに展示されている地球ディスプレイのせいでしょうか・・・。

館内の様々な展示の解説の文章も心に響くものが多々あります。
科学博物館とは科学が展示されている施設なのでしょうが、「科学」といっても分野は幅広く、それを「展示する」、つまりは「科学」という存在を「伝える」わけなのですが、科学の”何を”、”どうやって”、”何のために”と考えていくといくつもの解があるように思えます。
日本科学未来館を訪れるとその試行錯誤が詰まっているような気がします。だから私はひかれるのでしょうか?
科学者ではない人にとっての”科学”とはいったいどのような存在なのか?今後の科学夜話Cafepediaの行く末を知ることになるのかも・・・。
追加情報
10/15~12/18に北九州イノベーションギャラリーhttp://www.kigs.jp/kigs/index.phpで日本科学未来館が企画制作した企画展「メイキング・オブ・東京スカイツリー(R) ~ようこそ、天空の建設現場へ~」が開催されます。この企画展示の裏話も聞けるかも・・・。
第四十四夜 「”新しい知”を展示する~文系出身科学館キュレーターの話~」
語り手 内田 まほろ さん
(キュレーター・日本科学未来館展示開発課長)
http://www.miraikan.jst.go.jp/
開催日時 平成23年10月12日(水)
18:00開場~、19:30「語りの時間」~、20:30フリータイム~
「語りの時間」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は10/10日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
2011年8月7日日曜日
第四十三夜、開催のお知らせ
またまた報告書が滞りつつありますが…。
科学夜話Cafepediaは様々な分野の語り手の方々を続々とお迎えして、絶賛開催中です。
今回はなんと、「漫画」をテーマに開催です!
語り手には<仮称>北九州市漫画ミュージアム 専門研究員の表 智之さんをお迎えします。
老若男女問わず身近な書物であるマンガですが、なんと「日本マンガ学会」http://www.jsscc.net/ってあるんですね。
どんなことを研究するんだろう・・・。
まさに今回のカフェペディアのタイトル「”漫画研究”っち、なんなん?」という興味関心が湧いてきます。
実は前回のカフェペディアに表さんが来場されていて、語りの時間後のフリートークの際になぜか漫画の話題となったのですが、「へーっ、その漫画には、そんな切り口があったのかー!」などなど驚きの連続。こんな面白い世界、みんなで楽しまなければ!と急遽、その場で表さんに語り手を依頼したところ、戸惑いながらも快く語り手を受けていただきました。
みなさんも思い出のマンガ、今はまっているマンガ、いろいろあると思います。今回のカフェペディアではそのマンガの思いもよらない面が明らかになるかもしれません。事前に参加連絡いただける方はお気に入りのマンガタイトルを教えていただければ、表さんにお伝えしておきます。ひょっとしたらそのマンガの話が聞けるかもしれませんよ。もちろん、当日、その場でのリクエストにもお応えいただけると思います。
「漫画研究は複数の学問・専門領域の寄り合い所帯なので、柔軟さが肝要だったりします。場の性質に合わせて融通無碍に、がモットーです。」との表さんのお言葉に甘えて、勝手にこんな告知してしまいました。表さんOKですよね?
それではみなさん、思い思いの”漫画”を胸にぜひご参加ください!
第四十三夜 「”漫画研究”っち、なんなん?」
語り手 表 智之さん
(<仮称>北九州市漫画ミュージアム 専門研究員)
開催日時 平成23年8月24日(水)
18:00開場~、19:30「語りの時間」~、20:30フリータイム~
「語りの時間」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は8/22日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
科学夜話Cafepediaは様々な分野の語り手の方々を続々とお迎えして、絶賛開催中です。
今回はなんと、「漫画」をテーマに開催です!
語り手には<仮称>北九州市漫画ミュージアム 専門研究員の表 智之さんをお迎えします。
老若男女問わず身近な書物であるマンガですが、なんと「日本マンガ学会」http://www.jsscc.net/ってあるんですね。
どんなことを研究するんだろう・・・。
まさに今回のカフェペディアのタイトル「”漫画研究”っち、なんなん?」という興味関心が湧いてきます。
実は前回のカフェペディアに表さんが来場されていて、語りの時間後のフリートークの際になぜか漫画の話題となったのですが、「へーっ、その漫画には、そんな切り口があったのかー!」などなど驚きの連続。こんな面白い世界、みんなで楽しまなければ!と急遽、その場で表さんに語り手を依頼したところ、戸惑いながらも快く語り手を受けていただきました。
みなさんも思い出のマンガ、今はまっているマンガ、いろいろあると思います。今回のカフェペディアではそのマンガの思いもよらない面が明らかになるかもしれません。事前に参加連絡いただける方はお気に入りのマンガタイトルを教えていただければ、表さんにお伝えしておきます。ひょっとしたらそのマンガの話が聞けるかもしれませんよ。もちろん、当日、その場でのリクエストにもお応えいただけると思います。
「漫画研究は複数の学問・専門領域の寄り合い所帯なので、柔軟さが肝要だったりします。場の性質に合わせて融通無碍に、がモットーです。」との表さんのお言葉に甘えて、勝手にこんな告知してしまいました。表さんOKですよね?
それではみなさん、思い思いの”漫画”を胸にぜひご参加ください!
第四十三夜 「”漫画研究”っち、なんなん?」
語り手 表 智之さん
(<仮称>北九州市漫画ミュージアム 専門研究員)
開催日時 平成23年8月24日(水)
18:00開場~、19:30「語りの時間」~、20:30フリータイム~
「語りの時間」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は8/22日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
2011年7月15日金曜日
第四十二夜、開催のお知らせ
なんと7月二度目の開催となる科学夜話Cafepedia開催のお知らせです!
生命を直接扱う技術であるからこそ、おそらく今後その技術の恩恵を受けるであろう我々自身の理解も生命科学の進歩に追いつかなければならないと思います。そのためにはまずATGCの理解から・・・。ということで、みなさんぜひご参加ください。
第四十二夜 「ようこそ遺伝子の世界へ~ATGCからiPS細胞まで~」
語り手に北九州市立大学の日高京子さんをお迎えして、「生命科学」をテーマに開催します。
日高さんから今回のタイトルをいただいた際に新聞やニュースに最近良く登場するiPS細胞だ!ところでその前のATGCってなんだろう・・・と思ってました。しばらくしてようやく気づきました。高校時代、生物の授業で習ったDNAを構成するアデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(T)です。
生命科学の分野は日進月歩ですよね。ちょっと前までヒトの遺伝子配列を全て解析するというヒトゲノム計画がまだまだ完了するまで数年かかると言われていたのが、今や商業的にゲノム解析サービスが行われていて一般の人も自分の遺伝子配列をしることができるようになったとかニュースで聞いた事があります。さらにはiPS細胞、再生医療・・・。生命科学の分野はどこまで進歩していくのでしょうか?
第四十二夜 「ようこそ遺伝子の世界へ~ATGCからiPS細胞まで~」
語り手 日高 京子さん(北九州市立大学基盤教育センター教授)
開催日時 平成23年7月28日(木)
18:00開場~、19:30「語りの時間」~、20:30フリータイム~
「語りの時間」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は7/25日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
開催日時 平成23年7月28日(木)
18:00開場~、19:30「語りの時間」~、20:30フリータイム~
「語りの時間」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は7/25日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
2011年7月7日木曜日
報告書 第三十八夜「自分を知ること、相手を理解すること~心理アセスメント入門~」
3月22日に開催した第三十八夜の報告書です。
語りの時間、スタートです。

臨床心理面接後は、その人らしさを理解しようとする手がかりを得るために臨床心理査定を行います。査定ですが、その人を評価するのではなく、どう支援していくかを探っていくために行うものです。
福岡県立大学人間社会学部人間形成学科の吉岡和子さんを語り手に迎え、開催しました。
「心理学」分野でのカフェペディア開催は今回で2度目となります。前回は2009年12月、第二十三夜「知の巨人、ベイトソンからはじめる臨床心理学超入門!」をタイトルに九州工業大学保健センターの菊池悌一郎さんを語り手に迎えて開催しました。今回は、再度、心理学をテーマにカフェペディアを開催したいと菊池さんに連絡させていただいたところ、吉岡さんを紹介していただき、今回のカフェペディアの開催となりました。語り手から語り手の紹介をしていただく・・・某お昼の番組の某コーナーようです。
語りの時間、スタートです。
「心理学を専門にしている人は他人の性格がすぐにわかると思われがちですが、他人の性格はすぐにはわかりません。」
世間一般の心理学の専門家に対するイメージを最初から否定していただきました。確かにそうです。他人どころか自分の性格ですらよくわからなくなります。だからこそ世間一般では心理学に過度な幻想を抱いてしまうのかもしれません。
続けて、ぼそっと吉岡さんが言いました。
「すぐにわからないことを知っているというのが専門家なのかな・・・。」
専門家の口からでるこの言葉は深いです。
吉岡さんがぼそっと言う言葉、その後の語りでも度々あるのですが、これが非常にしみるのであります。
さらに続けて
「他人の性格はすぐにはわかりません。カウンセラーはまず自分を知ることからはじめます。」
“汝自身を知れ“という言葉を思い出しました。
私としては、この言葉をかみ締めるだけで今回のカフェペディアは満腹のような気がします。
いえいえ、今回のカフェペディアはまだまだ始まったばかりです。
さて、これまで私は“心理学”と“臨床心理学”ごちゃまぜに言葉を使っておりましたが、そもそも心理学と臨床心理学はどう違うのでしょうか?
心理学は大きく分けて基礎心理学と応用心理学に分けられます。
基礎心理学では実験などを通じて、心理を科学的に捉え、一般法則を導き出していきます。一方、応用心理学は基礎心理学をベースに実際の問題や人を支援していきます。臨床心理学はその応用心理学の一部門だということです。
前回の語り手の西田さんにうかがった物理学が基礎物理学と応用物理学にわかれているという話を思い出しました。どの分野も基礎と応用に分かれているのですね。
臨床心理学を基盤に実際の現場に当る専門化は臨床心理士と呼ばれますが、これは国家資格にはなっていないそうです。なぜならば国家資格となると臨床心理士と一つの分野にまとめることになりますが、応用心理学の分野は幅広いためその調整がなかなかうまくいっていないそうです。
臨床心理士の領域は、スクールカウンセラーなどの教育分野から医療、保健、福祉、労働、産業など様々な分野にわたります。吉岡さん現在は大学の研究者ですが、過去そして現在もいろいろな分野での臨床心理士としての活動を行っているそうです。
実際の現場ではどのようにして臨床心理士は治療(?)を行っていくのか?
まずは臨床心理面接を行い臨床心理士とクライエントの関係性を築いていきます。クライエントには言葉にして癒される人、そうでない人もいます。それに合わせて、精神分析、夢分析、遊戯療法、クライエント中心療法、行動療法、箱庭療法などクライエントにアプローチする方法もいろいろあります。臨床心理士は臨床心理面接を通じて、クライエントにどのような方法があっているのかを確認していきます。
心理療法にはいろいろな方法がありますが、臨床心理士はその全てを網羅しているのでしょうか?もちろん臨床心理士の人はそれぞれの方法を知識的に知っています。しかし、それぞれの臨床心理士に得意分野があり、アプローチの仕方も異なっているとのことです。
会場の菊池さんからも
「落語における上方落語と江戸落語の違いや流派みたいなものです。学ぶ師匠の違いにもよるかなー。」
とコメントがありました。
さらに
「ようは芸風の違いです。」
芸風ですか・・・。なんとなくイメージできました。

臨床心理面接後は、その人らしさを理解しようとする手がかりを得るために臨床心理査定を行います。査定ですが、その人を評価するのではなく、どう支援していくかを探っていくために行うものです。
心理査定は心理アセスメントとも呼びますが、その手法もさまざまです。
知能検査、人格検査、質問紙法、作業検査法、、投影法など様々な手法があり、これらを組み合わせて心理査定を行っていくのだそうです。
吉岡さんはこの中の投影法、ロールシャッハ法について研究をされていました。
ロールシャッハ法はロールシャッハが考案作成した10枚のカードです。
吉岡さん、ロールシャッハの写真を示し、一言。
「第一印象は、かっこいい人だなー。ブラッドピットに似ているなー」
ロールシャッハ法とは10枚のカードに描かれた左右対称の模様が何に見えるかを語ってもらい、その見方からその人のパーソナリティーを探っていきます。10枚のカードはデザイン、示す順番も決まっているそうです。
どのようなカードか見てみたい!と思ったのですが、ロールシャッハ法のカードは刺激が強いので一般の場には出さないようにされているそうです。刺激が強いというとさらに興味がわいてしまうのですが、すごく不快に感じてしまうこともあるそうです。
「何に見えるか?」の問いに会場からは
ネコ、カエル、ヘチマ・・・
などの答えが出ました。
一枚の絵を見て、形で見る人、色で見る人、動きを見る人、ぞれぞれです。10人の人が見れば10人の人の反応の仕方があります。そこにその人が困ったときの対処の仕方やコミュニケーションのあり方が現れるのだそうです。
会場から質問です。
「知り合いの臨床心理士にロールシャッハテストをしてくれと頼んだのだけれども、断られた。知り合いにはできないのでしょうか?」とのこと。
友人や身近な人にロールシャッハテストをするとお互いに自分を出しすぎてしまい、その後互いの関係を保ちにくくなってしまうそうです。
質問された方も知り合いの方にそのようなことを言われ、断られたそうです。
自分の知らない自分を互いに知ってしまうことで関係を保ちにくくなる。
人を知るにはまず自分を知らなければならない。これは最初に吉岡さんが語った言葉です。
自分自身を知らない状態で他人の知らない他人自身を知ってしまうと他人を受け入れることができなくなってしまうのかもしれません。
人同士の関係は自分自身の全てをさらけ出すということではなく、他者を受け入れる態勢をどう自分自身の中に作り上げていくかということの繰り返しのような気がします。そのためには自分自身を知らなければならないというのも納得できます。
話はアサーションに移ります。
アサーションとは自他尊重の自己表現です。
「言うべきことを言う」のもアサーションですが、「言えるけれどもあえて言わないのも」アサーションです。
語りを聞いている時には気づきませんでしたが、こうやって報告書を書いているとロールシャッハ法からの話とアサーションが私の中で一連の流れとしてつながります。
最後に吉岡さんの体験を踏まえて、心理学は日常生活でどう役立っているのかなーというところを語っていただきました。
「人は自分自身の物事の捉え方の特徴を知っていることによって相手を客観的に理解することが出来る。」
「人は自分自身の感情や感じを手がかりに相手の理解を深め理解したことを基に傾聴したり、共感したり、提案したりすることができる。」
「人は自分の特徴を理解することによって自分をうまくコントロールできるようになる。」
例えば、「あの人いやだなー」と思ったとき、ユングの“シャドウ”という概念を知っていれば、実が自分自身のいやな部分を見ているのだと考えることが出来ます。
人が疲れているように見えているとき、“投影“という概念を知っていれば、自分が疲れているのを他者に見ているのではと考えることができます。
「臨床心理を学んで、自分自身は生活しやすくなっているかなー」
と、吉岡さんはまたぼそっと言われました。
続けて、
「心理学に触れなくても小説でも映画でも何でも自分を知る手がかりになりますよ。それがたまたま自分は臨床心理だったのかなー。」
と、
何の為に勉強をするのか、何の為に映画を観るのか、何の為に小説を読むのか、何の為に絵を描くのか・・・。
それ自分自身の姿を鏡に映して見るように、自分が生きているこの環境に自分を投影させ、はたまた過去に生きた人々の営みや思索に自分自身を投影させることで、自分を知ろうとしているのだと思います。
私はカフェペディアを通じていろいろな分野の方々に出会い、お話をうかがってきました。それぞれが学問的には全く異なる分野ですが、その時々の自分の抱えている問題や興味関心があることに結びつけて解釈してきたように思います。私は科学夜話カフェペディアを通じて、自分を知ろうとしているのかもしれません。
吉岡さんの語りは常に会場の参加者の様子を確かめながら、そして吉岡さん自身も語りをかみ締めながら進んでいきました。
後でその参加者からは「話を聞いてもらって、なんだか楽になったー。」との言葉をいただきました。
私のつたない文章による報告書では、吉岡さんのかもし出す雰囲気はなかなか伝わりそうにありませんが、この参加者の言葉が全てを語っているように思います。
今回は吉岡さんを紹介してくださった菊池さんも会場に遊びにきていただいており、アフターカフェペディアの時間には菊池さんによる“臨床心理学は落語である説“の展開などいろいろな話で盛り上がりました。
科学夜話カフェペディア、続けるほどにつながっていく場だなーっと思った夜でした。
2011年7月5日火曜日
報告書 第三十七夜「不思議な現象、超伝導。そのヒミツに迫る!!」
2月23日に開催した第三十七夜の報告書です。


さて高温と言っても-196℃です。十分に低温のような気がするのですが、液体ヘリウムを使用する-269℃と液体窒素による-196℃では冷却費用がケタ違いだそうです。液体ヘリウムは1Lあたり2,000円でお酒なみの価格ですが、液体窒素であれば1Lあたり50円程度です。なぜこんなに価格が違うかというと大気中は8割が窒素ですが、ヘリウムは大気中には0.0005%しか含まれていません。高価な理由がわかります。実際は液体ヘリウムは大気中のヘリウムではなく液化天然ガスから精製するそうです。

拍手が起きました!
福岡大学理学部物理科学科超伝導物性教授の西田昭彦さんを語り手に迎え、開催しました。
西田さんとは昨年末に福岡大学で行われた福岡県の科学コミュニケーションネットワークSAFnetの立ち上げ式の打ち上げで同じテーブルになり、名刺交換させていただきました。その後、私世話人の突然のメールでの依頼にも関わらず、快く語り手を引き受けていただいたことで、今回のカフェペディアが実現しました。
話のスタートは2027年の開業に向けた整備計画が発表されたばかりのリニア新幹線からです。

リニアモーターカー、日本語で言うと磁気浮上式軌道で、その名の通り磁力で浮き上がり、さらに磁力で推進します。その為には強力な磁力が必要なため、列車内に超伝導電磁石が設置されています。
普通の磁石じゃだめなのかという疑問がわいてきます。通常の磁石、電磁石は電流を流して磁力を発生させるのですが、強い磁力を発生させるには強い電流を流す必要がありますが、電流が強くなればなるほど熱を発生してしまいます。そのため常伝導体による電磁石では1万ガウス、ピップエレキバンの10倍くらい磁力が限界だそうです。一方、超伝導磁石では電気抵抗がなくなるので、強い電流を流しても熱は発生せず、10万ガウスまで磁力を高めることができます。ピップエレキバンの100倍の磁力です!(ピップエレキバンという単位がピンとくるようなこないような・・・)。
普通の磁石じゃだめなのかという疑問がわいてきます。通常の磁石、電磁石は電流を流して磁力を発生させるのですが、強い磁力を発生させるには強い電流を流す必要がありますが、電流が強くなればなるほど熱を発生してしまいます。そのため常伝導体による電磁石では1万ガウス、ピップエレキバンの10倍くらい磁力が限界だそうです。一方、超伝導磁石では電気抵抗がなくなるので、強い電流を流しても熱は発生せず、10万ガウスまで磁力を高めることができます。ピップエレキバンの100倍の磁力です!(ピップエレキバンという単位がピンとくるようなこないような・・・)。
上海には既にリニア鉄道が営業しているのですが、これは常伝導磁石で1㎝しか浮かないそうです。それに対して超伝導磁石であれば10㎝は浮くそうで、地震国の日本では1㎝浮上では安全性に問題があり、超伝導磁石を使ったリニア鉄道になります。
強力な磁力を発生できるほかにも超伝導磁石の優れた点は起動時に電流を流し電磁石にしてしまえば、電気抵抗がゼロなのでその後電流を流す必要はないそうです。厳密に言うと超伝導体を冷やす為のエネルギーは必要だけれども、浮いている状態を維持するためのエネルギーは必要ないのです。
リニア新幹線はまだ先の話ですが、実は身近なところで既に超伝導磁石は使用されていて、私はまだ未経験ですが、医療機関で利用されている体の内部を輪切りして見ることができる核磁気共鳴画像法、MRIです!このMRI、トンネルのような装置に入って画像撮影するのですが、このトンネルの周りに液体ヘリウムに満たされた超伝導磁石が組み込まれているのです。超伝導磁石って身近な技術だったのですね。
ここまでの話はイントロダクションだったのですが、話題のリニア新幹線やお世話になったことのある人も多いMRIから話がはじまったためか、スタートから会場から質問がいろいろと飛び交いました。
話はいよいよ超伝導という現象の不思議に迫っていきます。
「超伝導の不思議とは電気抵抗=0と内部磁場= 0二つのゼロです。」
電気抵抗=0はイントロダクションで話題になりましたが、まずはその発見に至るまでの話からです。
電気抵抗とは、電子が金属原子と衝突することで発生します。金属原子は熱エネルギーによる振動し、電子が流れていくのを妨げてしまいます。それでは金属原子の温度を全ての運動が止まる絶対零度-273℃まで下げていくとどうなるのか?という疑問が生じます。絶対温度の概念を導き、その名が温度の単位Kにもなった、ケルビン卿は「絶対零度になると電子も運動を止めるから、抵抗は高くなるなずだ」と考えました。一方、魔法瓶を発明した(魔法瓶発明がメインではありませんが)デュワーさんは「抵抗が無くなる」と予想しました。さて、ケルビンとデュワー、どちらの予想が正しかったのか・・・。
ヘリウムを液化することが可能になり、1911年、液化ヘリウムを使って行われた実験で超伝導状態が発見されました。今年、2011年は超伝導100周年ということで、世界中で様々なイベントが行われているそうです。
西田さん曰く、「今回のカフェペディアもその一つです」。
・・・本当は偶然です。昨年2010年の素数をテーマに開催した第三十五夜のカフェペディア時もカシミール生誕10周年という記念すべき年でした。閃くままに3年前の2月22日にネコの日だからということで、ノラネコをテーマに第1回カフェペディアを開催し、それ以降もいろいろな場で出会った方々に語り手をお願いしてきました。カフェペディアが続けてこれたのには、いろいろな偶然が積み重なったということも要因としてありそうです。こういうことをセレンディピティと言うのでしょうか。このセレンディピティという言葉も第三十三夜のカフェペディアで私は初めて出会いました。
そう思っていると、なんと超伝導の発見もセレンディピティだそうです。温度を下げながら電気抵抗を測定する実験を行っていたところ、装置の不具合で温度が上がったり下がったりしていて、その温度の変化に合わせて電気抵抗がゼロになる状態が発生したり、しなかったりしたそうです。そこで、意図的に温度を上げてたり、下げたりしてみたら、超伝導状態が確認できたということです。さらなる偶然は測定を行っていた水銀の転移温度が冷やす為に使用していた液体ヘリウムの温度と同じだったということです。違う金属を使用していたら、超伝導現象は発見できなかったかもしれません。
転移温度という言葉がでてきましたが、「超伝導は相転移現象」とも言えます。
相転移の定義は「温度、圧力、磁場などによって物質の状態が不連続に一斉に変化すること」となります。
イメージしやすい相転移現象は水が100℃で水蒸気になり、0℃で氷になるというものです。
物質の状態というと気体、液体、固体の3状態しかイメージにありませんでしたが、まだまだ我々の知らない未知の状態があるということになります。さらに想像が膨らんで、宇宙空間の温度は-270.42
℃であるということを聞いた事があります。となると宇宙空間では超伝導状態が普通の状態だということになりますよね。むしろ地球上での状態の方が特殊というか・・・。
となると我々の理解する物理科学というものは特殊な地球限定物理科学となるのでしょうか?
物理科学の究極目標は全て現象を一つの理論で表すといことであると聞いた事があります。未知の条件がある中でそれは本当に可能なのだろうか・・・などと素人考えですが思ってしまいます。
さて、電気抵抗がゼロになる仕組みは、電子がクーパーペアにを組むことで抵抗がゼロになる・・・。理解が及びませんでした。今後、勉強します。
気を取り直して、もう一つのゼロ、磁場ゼロの話です。
これはカフェペディア開催前に西田さんの研究室にお邪魔した際に見せていただいた実験です。開催のお知らせ時に掲載した写真で紹介した。超伝導状態にある超伝導体の上で磁石が浮いているやつです。
よくよく考えると小学生のころ、磁石をN極同士、S局同士で向かいあわせて、浮かせて遊んでいました。ただし、このときには磁石が動かないように支えておく必要がありました。しかし、超伝導体の上に浮いている磁石は何の支えも無く、浮いています。しかも磁石のN極S極の向きを変えても浮きます。なぜ浮いているのか?よくよく考えると不思議です。
これは超伝導体が完全反磁性体であるマイスナー効果によるものなのです。と言ってもピンときませんが、磁石から出る磁力線を超伝導体がはじくことで磁石が浮いているということです。しかもただはじくだけでは、一点にとどまることはできませんが、超伝導体内に不純物が混じることで、その部分にだけ磁力線が通り、それに固定されることで、安定して一点に浮くことになります。これを“ピン止め効果”と言います。純粋な超伝導体だとこの“ピン止め効果“は生じません。不純物が混じった超伝導体でないと“ピン止め効果“は起こらないのです。超伝導磁石をつくるにはこの不純物の混じった超伝導体、第二種超伝導体が用いられるそうで、この”ピン止め効果”がないと超伝導磁石はできないそうです。なぜできないか・・・。理解不足です。勉強します。
さてさて、超伝導体になるのは液体ヘリウムで実現される-269℃という超低温が必要なのですが、1986年に液体窒素による-196℃でも超伝導体になる物質が発見されました。この発見にも、偶然、セレンディピティが作用しました。超伝導体を作る際には物質の構造を検討し、設計(!)を行うそうなのですが、発見時には1:1:3の物質を作ろうとしたのですが2:1:4の物質ができてしまい、この物質を調べてみるとなんと液体窒素で超伝導現象が発生したのです!これが高温超伝導の発見となりました。

さて高温と言っても-196℃です。十分に低温のような気がするのですが、液体ヘリウムを使用する-269℃と液体窒素による-196℃では冷却費用がケタ違いだそうです。液体ヘリウムは1Lあたり2,000円でお酒なみの価格ですが、液体窒素であれば1Lあたり50円程度です。なぜこんなに価格が違うかというと大気中は8割が窒素ですが、ヘリウムは大気中には0.0005%しか含まれていません。高価な理由がわかります。実際は液体ヘリウムは大気中のヘリウムではなく液化天然ガスから精製するそうです。
高温超伝導体の発見でMRIなどの実用分野での低温超伝導体は全て高温伝導体に置き換わるかと思いきや、実は高温伝導体にも問題があって、高温伝導体は焼き物なので硬くてもろく、加工したり曲げたりが困難なのだそうです。なかなか上手くいかないものです。
超伝導体の実用ということで、前述のリニア鉄道や磁石以外にもいろいろと紹介していただきました。その一つが超伝導ケーブルです。超伝導体は電気抵抗がゼロですから電気を送電する際のロスが全くありません。そこでこのケーブルを全地球規模で張り巡らせれば、自然エネルギーによる発電が効率的に行えるのです!太陽光や風力などの自然エネルギーは場所により多寡があります。自然エネルギーが豊富な場所で発電しても使用する場所に送電する際に送電ロスで電流が失われては効率が悪くなってしまいます。そこで超伝導ケ-ブルを使用すれば、太陽光発電ならば昼夜、季節変化を平均化できるし…。その前に国を越えるという難問がありそうです。
一斉に参加者のみなさんの目が輝いてきました。
実験テーブル前にみんな集合です。
液体窒素を流し込みます。
「おーっ」
十分に冷えた超伝導体にいよいよ磁石を浮かべます。
「マイスナー状態になっています」
みなさん一斉にカメラ片手にパシャパシャと撮影会がはじまりました(笑)。
「磁石のNとSをひっくり返しても・・・、浮きます。」
「おーっ」
この大きな超伝導体に浮かべる、磁石には地球儀が取り付けられています。これが浮かんで、さらに地球の磁石が回りだすと・・・。

拍手が起きました!
またもや撮影会のはじまりです。今度は動画撮影されているかたも・・・。
(youtubeにそのときの動画がアップされていました。コチラです。)
目の前で超伝導現象を見て、みなさんさらに関心が高まり、
「ふかふか浮かぶ超伝導ベットがほしい」
「落ちたら液体窒素で危ないよ」
「でも、夏は涼しいかもね」
などなど、会場のあちこちで超伝導雑談が沸き起こっていました。
今回のカフェペディアでは貴重な超伝導実験を目の前で見ることができ、みなさん超伝導の不思議を体感することができました。
世話人の私もまさかカフェで超伝導の実験をやるなんて思ってもみませんでした。いやー、やっぱり実験は楽しいですね。もっと学生時代に実験を楽しんでおけばよかったと悔やんでおります。今後もカフェペディアでいろいろと実験をやりたいな・・・とひそかに思う世話人でありました。
西田さん、盛りだくさんの内容ありがとうございました。リニア鉄道、ぜひ体験試乗したいですね。
2011年7月1日金曜日
第四十一夜、開催のお知らせ
6月はお休みしておりましたが、お待たせしました!科学夜話Cafepedia開催のお知らせです!
語り手は第十五夜でナゾの物体、虫こぶの正体について語っていただいた湯川淳一さんです!
私、管理人、役得ながら、これまで語り手をつとめていただいた様々な分野の方々とは、科学夜話Cafepediaをきっかけにいろいろと情報交換をさせていただいております。
語り手は第十五夜でナゾの物体、虫こぶの正体について語っていただいた湯川淳一さんです!
私、管理人、役得ながら、これまで語り手をつとめていただいた様々な分野の方々とは、科学夜話Cafepediaをきっかけにいろいろと情報交換をさせていただいております。
湯川さんからもアフリカへの調査の話や「地球温暖化と昆虫」出版の話などのメールをいただくたびに高まる興味関心でわくわくしていました。ずうずうしくも再度の語り手を・・・とお願いしたところ快く引き受けていただきました。
湯川さんに伺いたい話は山ほどあるのですが、今回はタイトルにあるように「地球温暖化」と「虫こぶ」の話。
はるか遠くに生息するホッキョクグマのことは話題になりますが、身近な虫こぶと地球温暖化との関係となると・・・う~ん、聞いた事がありません。
虫こぶは昆虫と植物の密接な関係で形作られるものですから、地球温暖化で植物の生育サイクルが変化すれば、昆虫もそれにあわさざるを得ず・・・。いやいや、昆虫の生活サイクルの変化が先に起こるのだろうか・・・。タイトルから勝手に想像してしまいました。
そうそう、みなさんにお願いです。身近で奇妙な形に変形している植物を見つけたらぜひ採取して会場にお土産としてお持ちください。もしかしたらお宝虫こぶかもしれません。
第四十一夜 「地球温暖化は虫こぶ昆虫と植物の仲を引き裂いてしまうのか?」
第四十一夜 「地球温暖化は虫こぶ昆虫と植物の仲を引き裂いてしまうのか?」
語り手 湯川 淳一さん(旧所属 九州大学大学院農学研究院昆虫学教室教授)
開催日時 平成23年7月13日(水)
18:00開場~、19:30「語りの時間」~、20:30フリータイム~
「語りの時間」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は7/11日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
開催日時 平成23年7月13日(水)
18:00開場~、19:30「語りの時間」~、20:30フリータイム~
「語りの時間」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は7/11日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
報告書 第三十六夜 「アングラズーラシア ~動物園のアートな挑戦~」
1月28日に開催した第三十六夜の報告書です。
横浜市立よこはま動物園ズーラシアの長倉かすみさんを語り手に迎え、開催しました。

日本には動物園と呼ばれる場所が300あるそうです。
そもそも動物園とは何ぞやということですが、
「野生動物を飼育して、一般公開している場所」
現在、多くの動物園では教育活動に力を注いでいます。
と言っても、動物園によってその教育活動の方向性、方法は様々です。
動物園における教育活動を特徴づけるのは
そしてそこで働く人
長倉さんのフィールドであるズーラシアは
さらに、環境の雰囲気を大事にするためお来園者からスタッフが見えないように裏側を通るなどしているそうです。

この徹底した生息環境展示にも、動物や飼育員と来園者との距離が遠くなってしまうというデメリットがあるそうです。
“なまけものLIFE“

“ぞうきんオカピ”
“アニマルフォトボード”
これらのデザインをズーラシアではアーティストと飼育スタッフのディスカッションで実現させていったそうです。

さらに長倉さんは続けます。
「自分なりの考えをもつこと」

2011年最初のカフェペディア、自分自身に置き換えていろいろと考えさせられた夜でした。
長倉さん、体調不良にも関わらず、熱い思いのこもった語りをありがとうございました。

日本には動物園と呼ばれる場所が300あるそうです。
そもそも動物園とは何ぞやということですが、
「野生動物を飼育して、一般公開している場所」
ですが、それだけでは言い方は悪いですが「見世物小屋」となんら変わらないでしょう。
現在、多くの動物園では教育活動に力を注いでいます。
と言っても、動物園によってその教育活動の方向性、方法は様々です。
動物園における教育活動を特徴づけるのは
動物の展示方法
展示している動物の種類そしてそこで働く人
だそうです。
長倉さんのフィールドであるズーラシアは展示方法としては本格的な生息環境展示を行っています。生息環境展示とは動物が本来の生息環境にいるところを見てもらうとともにその環境も見てもらうという展示方法ですが、私もズーラシアに来園した際に生息環境展示のスケールの大きさ、内容の徹底振りに衝撃を受けました。
広大な園内はそれぞれの動物が生息する地域ごとにゾーニングされ、それぞれのゾーンはその地域の気候風土をイメージしたデザインになっています。
熱帯雨林のゾーンの園路を歩いていると植え込みから霧が湧き出してきたり、南米地域のゾーンでは園路脇にオルメカ文明が栄えた地域で見られる人の頭の石像が転がっているなど、動物が展示されている場所以外にもこだわりがあり、園路を散策するだけでもいろいろな発見があります。周辺の雰囲気から作りこまれている点は動物園界のディズニーランド(?)という感じです。
さらに、環境の雰囲気を大事にするためお来園者からスタッフが見えないように裏側を通るなどしているそうです。

この徹底した生息環境展示にも、動物や飼育員と来園者との距離が遠くなってしまうというデメリットがあるそうです。
そして、ズーラシアでの展示動物ですが、オカピやテングザルなどの絶滅危惧種の展示が中心になっているそうです。逆に言うと一般にお馴染みの動物はあまり飼育されていないそうです。
ズーラシアはとても個性ある動物園ですが、その個性ゆえに来園者からは
キリンはいないんですか?
餌をあげられる動物はいますか?
動物に触れる場所はありますか?
などの問い合わせがあるそうです。
そこでズーラシアでは「触る」以外の感覚で動物とふれあうことはできないだろうか?といろいろな取り組みを通じて、動物を介して環境をテーマとして人が主体的に参加する場所としての可能性を探っているそうです。その取り組みをいろいろと紹介していただきました。
“なまけものLIFE“
ズーラシアにはナマケモノはいないのですが、来園者自身にナマケモノになってもらおうという企画で数名の怪しげな動きをするナマケモノパフォーマーが来園者を巻き込み、ナマケモノのスローな生活を体感してもらおうという取り組みです。
“ズーラシアの音楽”
アーティストが様々な動物の前でピアニカをならし、動物の反応を引き出して行き、ともに作曲していきます。言葉にたよらない感覚でのコミュニケーションをどう生み出し、感じていくかという取り組みです。ピアニカの音に合わせて鳴くサル(ドゥクラングール?)の声と表情が印象的でした。

音楽は動物にさわれなくてもできるコミュニケーションで、しかもヒトにも動物にも絶対的な答えがなくお互いに模索していくことが出来ることが重要ではないかと長倉さんは語られました。
ふと考えたのはヒトはペットやはたまた植木鉢のサボテンに話しかけたり、さらにはゲーム上のキャラクタと会話したりと、自分と異なる種の生物(生物にかぎりませんが)と積極的にコミュニケーションをとろうとします。ヒト以外の生物ではそのような欲求を持つ生物はいるのでしょうか?ペットを飼育した経験のある方々は迷わず、動物はコミュニケーションをとろうとしていると答えるでしょう。ペット飼育経験のない私には動物は単に環境に作用し、その効果を計っているだけではないかと、ひねくれた考えが浮かんできます。・・・そもそもコミュニケーションとはなんだろう?とわからなくなってしまいました。
“ぞうきんオカピ”
ズーラシアでは実際に動物に触れることが出来ないので、ぞうきんでつくったオカピに触れてみようという取り組みです。ふれあいが活発になるほどぞうきんオカピがぼろぼろになっていくという点が実際の動物にふれあうことと重なってなんとなく考えさせられました。
“アニマルフォトボード”
来園者が写真を撮るボードで、観光地などによくあるやつを動物園らしいデザインでつくってみようという取り組みです。ズーラシアでは来園者が関わることで完成するデザインにしようという発想でフォトボードをデザインしていきました。例えばインドゾウのパネルでは来園者が象と綱引きをしているような写真を撮ることができます。来園者が動物とこういうことをやってみたいと思うだろうなーということをフォトパネルで可能にするわけです。
その他にもさまざまな個性的な取り組みを紹介していただきました。これらの取り組みは動物園から発信するメッセージであり、メッセージを伝えていくためにの様々なデザインが組み込まれています。長倉さんは3つのデザインをあげられました。
体験のデザイン
余白、包容力のあるデザイン
インタラクティブなデザイン
これらのデザインをズーラシアではアーティストと飼育スタッフのディスカッションで実現させていったそうです。
デザインを実現させていく過程にもコミュニケーションが必要であり、その過程そのものがデザインといえるのではないかと思います。
さてさてこれらの取り組みは動物園の教育活動として展開されていったのですが、いったい動物園における教育とは何を目標とするものなのでしょう。そのあたりを最後に語っていただきました。

動物園は生き物を飼育する場所です。そこでは新しい命の誕生とともに死も日常の出来事です。ズーラシアでは開園から10年、動物園で生まれた命は582、無くなった命は515だそうです。動物園は同じような割合で生と死に出会う場所です。
長倉さんに見せていただいたVTRにはガンで弱ったハリネズミの様子が映し出されていました。そして、こう問いかけました。「このハリネズミに対してみなさんはどうしますか?」
できるかぎり延命治療をする
何もせずに自然に最後を迎える
安楽死
会場のみなさんはそれぞれの答えがあるでしょう。
さらに長倉さんは続けます。
動物園の教育、動物園らしい教育とは命が響きあう教育である。
動物園は生き方を考える場所でありたい。答えのないことを考え始めるきっかけ
大切なのは正解を決めることではなく、事実を知って、自分なりの考えをもつこと。
「自分なりの考えをもつこと」
私もとても大切なことだと思います。
今回の長倉さんの話を伺い、こう考えました。
自分なりの考えをもつには多くの人や出来事とコミュニケーションをとる必要があります。自分の中だけで悶々と考えているだけでは自分なりの考えにたどりつくことはできないと思います。さらに常にコミュニケーションを続けていれば、自分なりの考えも常に変化していきます。そうなるときっちり固まった、永遠普遍の自分なりの考えはありえないことだと思います。大切なのは自分なりの考えを持とうとする姿勢、そのために他者とそして自分自身と対話を続けることなのかもしれません。
そう考えると様々な取り組みを実現化させるために、ズーラシア、長倉さん、そして多くの人が行ってきた試行錯誤の過程そのものが、動物園の教育なのではないのかなーと思いました。

2011年最初のカフェペディア、自分自身に置き換えていろいろと考えさせられた夜でした。
長倉さん、体調不良にも関わらず、熱い思いのこもった語りをありがとうございました。
2011年6月30日木曜日
報告書 第三十五夜「素数の力!」
かなり時間が空いてしまいましたが、昨年12月7日に開催した第三十五夜の報告書です。
なぜ、時間がかかったか?言い訳させていただきます。それはこの回の内容を全て理解して書こうとしてしまったからです。これが大間違いでした。理解ではなく感じるままに書けばよかったのです。何を言っているのかわからないと思いますが、この報告書を読んでいただければなんとなくわかっていただけるのではないかと思います。と言っても相変わらず支離滅裂の文章になっているかと思いますが…。
…報告します。
第三十五夜のカフェペディアは九州大学の若山正人さんを語り手に迎え、数学をテーマに開催しました。
タイトルは「素数の力!」。
素数…。
”1とその数自身以外に割り切れない、1より大きな自然数”、学生時代、数学の時間にそのように学びました。それ以降、素数という言葉には触れたことがありません。

…と思いましたが、昆虫に興味関心のある私は”素数ゼミ”を通じて素数に触れていました。
とはいえ、それ以外には素数を考えたことはありません。その素数の”力”とは?
若山さんの話はその”力”の意味するところからはじまりました。
今回のカフェペディアで語られる「素数の力」の一つはカシミール力という数学を使って発見された物理的、微小な力。もう一つは我々の日常生活に使用されている技術としての力です。
日常生活に素数が使われている・・・?
携帯電話などの信号は情報セキュリティーのため暗号が使われているのですが、この暗号には素数が使われているということなんです。
なんと我々は常々、素数にお世話になっていたのですね。素数に思いを馳せなかった自分に反省です。
さて、この素数、いつ発見されたかというと今から2,500年程前、古代ギリシアのクロトンという町でピタゴラス学派の方々が「素数は∞個あるということを証明した」のだそうです。どうやって証明したかというと、背理法で証明していきます。つまり「素数が有限個である」と仮定して、それに矛盾があることを示し、故に素数は∞個あるということを証明するのです。えーっ、詳しい証明はネットで検索すると出てきますので省略します。
で、この素数が∞個あるということが、先に書いた「素数が暗号に利用される」と言うことにつながるわけです。暗号はつくりやすく、そしてその秘密を知らない人には解けないことが求められます。実際にどうやって素数を暗号にするかというと、大きな素数を複数設定し、それらを乗じた数を秘密のキーとするのだそうです。そうすると大きな数ですから、それが整数か素数であるのかの判定も困難になります。つまり、作りやすく、解かれにくいということになります。例えば100桁の数字が与えられて、これをすぐに因数分解、つまり素数の積で表せるか否かということです。
計算機で時間をかけて計算していけばできそうな気もしますが、現代の計算機の能力で素因数分解をするのに100年かかるのであれば、実生活では十分実用的な暗号であるということになります。
話はオイラーのゼータ関数へ…この辺りから私の理解は追いつかなくなっていきます。報告書の内容は私の理解の範囲で書いていきますので間違った理解があればご指摘ください。
まずはバーゼル問題の紹介
1+1/2+1/3+1/4+1/5+1/6+1/7+1/8+…=∞
ですが、
1+1/2^2+1/3^2+1/4^2+1/5^2+1/6^2+1/7^2+1/8^2+…=π^2/6
になるそうです。
で不思議なのがこの分数の部分が偶数乗のときはπがでてくる値になるのですが、奇数乗になるとどうなるのかは不明のままなのだそうです。
感覚的には∞個に数を足せば∞になるように思いますが、必ずしも∞にはならないんですね。

で、
スクリーン上にはさらに理解不能な式があらわれます。
"1+1+1+1+1+…"=-1/2
"1+2+3+4+5+…"=-1/12
"1^2+2^2+3^2+4^2+5^2+…"=0
"1^3+2^3+3^3+4^3+5^3+…"=1/120
普通に眺めれば、これって全部∞になるのでは…と思うのですが、よく見ると式の左辺は""でくくられています。
早速質問です。やりとりを要約すると、
「""はなんですか?」
「解析接続をするということです。」
「解析接続とは?」
「∞へと発散する式は意味がないから、式の関係性を拡張し意味を持たせるのです。」
「・・・?」
「一つの式だと意味が限られる、二つの式を組み合わせると意味する世界が広がる。解析接続とは意味を拡張するとも言えます。」
若山さんにはいろいろと図示していただき説明していただいたのですが、私の正直な感想は
「わかるようで、わからない…。」
ですが、わかるようになるために必要なことはたぶん
数式を数式として理解するのではなく、1、2、3…という個数にとらわれるのではなく、数式があらわすことをイメージとして捉えることができる感覚なのだと思いました。

若山さんはさらにわかりやすく語っていただきました。
「発散しているものにどのように意味をもたせるかが解析接続である。」
「発散を正当にくりこむ」
「見かけの∞、それだけを見ていたら何も見えてこない」
「∞をどうとらえるか?」
「∞とは状態を示すもので、∞を∞のままにしておくことは∞を傍観していることである。」
「∞になっていくことに意味をもたせる。ただし意味を持たせられない∞もある。」
いきもの脳の私としては、生態系をどうとらえるのかに似ている感覚のような気がします。自然環境もただ傍観していては何も見えません。ミクロに、マクロに、様々に関係性を変えて、その捉え方を変化させるといろいろな意味が見出されます。自然界の営みも目に見えるものではありません。背後にあるものをイメージする能力が必要です。例えば花にとまる昆虫を見てその背後にある関係性をイメージできるかということです。かなり話が飛びすぎましたが、若山さんの話を聞いて私が考えたことであります。
さてさて、話はリーマン予想、カシミール効果と続きます。
リーマン予想とは素数の分布に周期性があるということにつながる予想です。最新の計算機で試すと100万個はその予想の上にあるそうです。ですが、いくつあろうが、証明できなければ数学的には意味がありません。ということで未だにリーマン予想は証明されていません。

とここで疑問、素数の分布に周期性があることが判明したなら素数をつかった暗号はすぐに解読されれしまうのでは?
暗号の安全性は下がるけれども、現在でもリーマン予想を仮定した安全度で暗号をつくっているので、実際には問題ないそうです。ただし、革新的な計算スピードを可能にする量子コンピュータが発明されるとあぶないそうです。技術革新が行われるとさらに技術革新が必要になるのですね・・・。
続いて、もう一つの素数の力、カシミール力。
どのような力かというと。真空中に2枚の金属板を並行におくと発生する微小な力です。数学の理論によってその存在が予想されていたのですが、最近ようやく実験で測定されたのだそうです。つまり数学の理論が実際の力を現しているのです。
数学者曰く、「素数と宇宙がどちらが裂きにあったかというと、素数の方が先にあった!」
このカフェペディアが開催された2010年はカシミール力を予想したカシミール生誕101年だそうです。
ここで、若山さん一句
「素在りと目にはさやかに見えねども、空(くう)の力におどろかれぬる」(カシミール効果(真空)の歌)
この歌の元ネタは
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風のおとにぞおどろかれぬる」という古今和歌集1111首のうち169番目の歌だそうです。
リーマン予想が提出された年は1859年
出てきた数字を整理すると
この1859は素因数分解すると 1859=11×13^2=11×169
1111=101×11
全てが関連する!
そんな記念すべき2010年は素数的にも特別な年なのでありました。
正しい命題を証明したとき、数学では「発明した」ではなく「発見した」と言うそうです。数学者、小平邦彦さん曰く、「夏目漱石の『夢十夜』にある運慶が仏像を木から掘り出す話と同じく、数学的事実は我々が知らないだけであるんです。」そういう意味で、宇宙の前に素数はあると言えるのです。
高校までの数学はこった問題がいろいろと出されますが、これは訓練でなんとかなるそうです。しかし、大学での数学は言葉の習得、概念の習得でさらに直観力というものが求められるそうです。
そういう話をうかがって思いました。世界をとらえ、表現する方法には物理学、生物学、文学、絵画、音楽などたくさんの方法があって、数学もその一つなのではないかと。人間が作り出した様々な学問はすべて世界を知りたいという欲求からはじまったものではないかと。そんなことをぼんやり考えました。
ひさびさ(十数年ぶり)の数学の話に私も含めて会場のみなさんはぐったりした様子でしたが、「久々に脳味噌がいい汗をかいた」という感じで、スポーツを楽しんだ後のような、爽快な疲労感に満たされておりました。

参加者のアンケートにも印象的な言葉がありました。「今回のカフェペディアでの話は理解は困難だったけど、詩をきいているような心地よさがあった。」
私もそう感じました。
今回のカフェペディアをきっかけに私の数学観は大きく変わり、数学関連の本を読むようになりました。が、よく理解できないことばかりですが…。数式を絵画を見たり、音楽を聴いたり、イメージとしてとらえることができるようになりたいと思っております。
若山さん、素敵な時間をありがとうございました。
なぜ、時間がかかったか?言い訳させていただきます。それはこの回の内容を全て理解して書こうとしてしまったからです。これが大間違いでした。理解ではなく感じるままに書けばよかったのです。何を言っているのかわからないと思いますが、この報告書を読んでいただければなんとなくわかっていただけるのではないかと思います。と言っても相変わらず支離滅裂の文章になっているかと思いますが…。
…報告します。
第三十五夜のカフェペディアは九州大学の若山正人さんを語り手に迎え、数学をテーマに開催しました。
タイトルは「素数の力!」。
素数…。
”1とその数自身以外に割り切れない、1より大きな自然数”、学生時代、数学の時間にそのように学びました。それ以降、素数という言葉には触れたことがありません。

…と思いましたが、昆虫に興味関心のある私は”素数ゼミ”を通じて素数に触れていました。
とはいえ、それ以外には素数を考えたことはありません。その素数の”力”とは?
若山さんの話はその”力”の意味するところからはじまりました。
今回のカフェペディアで語られる「素数の力」の一つはカシミール力という数学を使って発見された物理的、微小な力。もう一つは我々の日常生活に使用されている技術としての力です。
日常生活に素数が使われている・・・?
携帯電話などの信号は情報セキュリティーのため暗号が使われているのですが、この暗号には素数が使われているということなんです。
なんと我々は常々、素数にお世話になっていたのですね。素数に思いを馳せなかった自分に反省です。
さて、この素数、いつ発見されたかというと今から2,500年程前、古代ギリシアのクロトンという町でピタゴラス学派の方々が「素数は∞個あるということを証明した」のだそうです。どうやって証明したかというと、背理法で証明していきます。つまり「素数が有限個である」と仮定して、それに矛盾があることを示し、故に素数は∞個あるということを証明するのです。えーっ、詳しい証明はネットで検索すると出てきますので省略します。
で、この素数が∞個あるということが、先に書いた「素数が暗号に利用される」と言うことにつながるわけです。暗号はつくりやすく、そしてその秘密を知らない人には解けないことが求められます。実際にどうやって素数を暗号にするかというと、大きな素数を複数設定し、それらを乗じた数を秘密のキーとするのだそうです。そうすると大きな数ですから、それが整数か素数であるのかの判定も困難になります。つまり、作りやすく、解かれにくいということになります。例えば100桁の数字が与えられて、これをすぐに因数分解、つまり素数の積で表せるか否かということです。
計算機で時間をかけて計算していけばできそうな気もしますが、現代の計算機の能力で素因数分解をするのに100年かかるのであれば、実生活では十分実用的な暗号であるということになります。
話はオイラーのゼータ関数へ…この辺りから私の理解は追いつかなくなっていきます。報告書の内容は私の理解の範囲で書いていきますので間違った理解があればご指摘ください。
まずはバーゼル問題の紹介
1+1/2+1/3+1/4+1/5+1/6+1/7+1/8+…=∞
ですが、
1+1/2^2+1/3^2+1/4^2+1/5^2+1/6^2+1/7^2+1/8^2+…=π^2/6
になるそうです。
で不思議なのがこの分数の部分が偶数乗のときはπがでてくる値になるのですが、奇数乗になるとどうなるのかは不明のままなのだそうです。
感覚的には∞個に数を足せば∞になるように思いますが、必ずしも∞にはならないんですね。

で、
スクリーン上にはさらに理解不能な式があらわれます。
"1+1+1+1+1+…"=-1/2
"1+2+3+4+5+…"=-1/12
"1^2+2^2+3^2+4^2+5^2+…"=0
"1^3+2^3+3^3+4^3+5^3+…"=1/120
普通に眺めれば、これって全部∞になるのでは…と思うのですが、よく見ると式の左辺は""でくくられています。
早速質問です。やりとりを要約すると、
「""はなんですか?」
「解析接続をするということです。」
「解析接続とは?」
「∞へと発散する式は意味がないから、式の関係性を拡張し意味を持たせるのです。」
「・・・?」
「一つの式だと意味が限られる、二つの式を組み合わせると意味する世界が広がる。解析接続とは意味を拡張するとも言えます。」
若山さんにはいろいろと図示していただき説明していただいたのですが、私の正直な感想は
「わかるようで、わからない…。」
ですが、わかるようになるために必要なことはたぶん
数式を数式として理解するのではなく、1、2、3…という個数にとらわれるのではなく、数式があらわすことをイメージとして捉えることができる感覚なのだと思いました。

若山さんはさらにわかりやすく語っていただきました。
「発散しているものにどのように意味をもたせるかが解析接続である。」
「発散を正当にくりこむ」
「見かけの∞、それだけを見ていたら何も見えてこない」
「∞をどうとらえるか?」
「∞とは状態を示すもので、∞を∞のままにしておくことは∞を傍観していることである。」
「∞になっていくことに意味をもたせる。ただし意味を持たせられない∞もある。」
いきもの脳の私としては、生態系をどうとらえるのかに似ている感覚のような気がします。自然環境もただ傍観していては何も見えません。ミクロに、マクロに、様々に関係性を変えて、その捉え方を変化させるといろいろな意味が見出されます。自然界の営みも目に見えるものではありません。背後にあるものをイメージする能力が必要です。例えば花にとまる昆虫を見てその背後にある関係性をイメージできるかということです。かなり話が飛びすぎましたが、若山さんの話を聞いて私が考えたことであります。
さてさて、話はリーマン予想、カシミール効果と続きます。
リーマン予想とは素数の分布に周期性があるということにつながる予想です。最新の計算機で試すと100万個はその予想の上にあるそうです。ですが、いくつあろうが、証明できなければ数学的には意味がありません。ということで未だにリーマン予想は証明されていません。

とここで疑問、素数の分布に周期性があることが判明したなら素数をつかった暗号はすぐに解読されれしまうのでは?
暗号の安全性は下がるけれども、現在でもリーマン予想を仮定した安全度で暗号をつくっているので、実際には問題ないそうです。ただし、革新的な計算スピードを可能にする量子コンピュータが発明されるとあぶないそうです。技術革新が行われるとさらに技術革新が必要になるのですね・・・。
続いて、もう一つの素数の力、カシミール力。
どのような力かというと。真空中に2枚の金属板を並行におくと発生する微小な力です。数学の理論によってその存在が予想されていたのですが、最近ようやく実験で測定されたのだそうです。つまり数学の理論が実際の力を現しているのです。
数学者曰く、「素数と宇宙がどちらが裂きにあったかというと、素数の方が先にあった!」
このカフェペディアが開催された2010年はカシミール力を予想したカシミール生誕101年だそうです。
ここで、若山さん一句
「素在りと目にはさやかに見えねども、空(くう)の力におどろかれぬる」(カシミール効果(真空)の歌)
この歌の元ネタは
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風のおとにぞおどろかれぬる」という古今和歌集1111首のうち169番目の歌だそうです。
リーマン予想が提出された年は1859年
出てきた数字を整理すると
この1859は素因数分解すると 1859=11×13^2=11×169
1111=101×11
全てが関連する!
そんな記念すべき2010年は素数的にも特別な年なのでありました。
正しい命題を証明したとき、数学では「発明した」ではなく「発見した」と言うそうです。数学者、小平邦彦さん曰く、「夏目漱石の『夢十夜』にある運慶が仏像を木から掘り出す話と同じく、数学的事実は我々が知らないだけであるんです。」そういう意味で、宇宙の前に素数はあると言えるのです。
高校までの数学はこった問題がいろいろと出されますが、これは訓練でなんとかなるそうです。しかし、大学での数学は言葉の習得、概念の習得でさらに直観力というものが求められるそうです。
そういう話をうかがって思いました。世界をとらえ、表現する方法には物理学、生物学、文学、絵画、音楽などたくさんの方法があって、数学もその一つなのではないかと。人間が作り出した様々な学問はすべて世界を知りたいという欲求からはじまったものではないかと。そんなことをぼんやり考えました。
ひさびさ(十数年ぶり)の数学の話に私も含めて会場のみなさんはぐったりした様子でしたが、「久々に脳味噌がいい汗をかいた」という感じで、スポーツを楽しんだ後のような、爽快な疲労感に満たされておりました。

参加者のアンケートにも印象的な言葉がありました。「今回のカフェペディアでの話は理解は困難だったけど、詩をきいているような心地よさがあった。」
私もそう感じました。
今回のカフェペディアをきっかけに私の数学観は大きく変わり、数学関連の本を読むようになりました。が、よく理解できないことばかりですが…。数式を絵画を見たり、音楽を聴いたり、イメージとしてとらえることができるようになりたいと思っております。
若山さん、素敵な時間をありがとうございました。
2011年5月9日月曜日
お知らせ 第四十夜開催!
今回でカフェペディアは40回目!ついこの間、ノラネコの話(第一夜参照)を聞いたと思っていたのですが、あっという間ですね~(報告書が溜まりに溜まってしまうのもあっという間です・・・)
なんと今回の語り手は、3年前、2008年6月に開催した第五夜で語り手を務めていただいた竹川大介さんが再び登場です!
「ぜひともこの話題で語りたい!」という語り手からの熱いリクエストにより開催が決定した訳でありますが、
タイトルは『龍』???、しかも北九州市の中心部を流れる紫川に???
詳しい語りのテーマはあえて伏せおきます。今回は謎に満ちたタイトルに魅かれてCafepediaに遊びに来ていただければと思います。
あの竹川さんの語りです。飛び出す話題に驚きの連続ではないかと管理人も楽しみにしております。前回の開催では語りの途中にドッキリが仕込まれておりましたがまさか今回も・・・。
第四十夜 「紫川での生息が確認された『龍』の生態学」
語り手 竹川 大介(北九州市立大学文学部人間関係学科教授)
http://www.apa-apa.net/
開催日時 平成23年5月19日(木)
18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~
「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は5/17日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
なんと今回の語り手は、3年前、2008年6月に開催した第五夜で語り手を務めていただいた竹川大介さんが再び登場です!
「ぜひともこの話題で語りたい!」という語り手からの熱いリクエストにより開催が決定した訳でありますが、
タイトルは『龍』???、しかも北九州市の中心部を流れる紫川に???
詳しい語りのテーマはあえて伏せおきます。今回は謎に満ちたタイトルに魅かれてCafepediaに遊びに来ていただければと思います。
あの竹川さんの語りです。飛び出す話題に驚きの連続ではないかと管理人も楽しみにしております。前回の開催では語りの途中にドッキリが仕込まれておりましたがまさか今回も・・・。
第四十夜 「紫川での生息が確認された『龍』の生態学」
語り手 竹川 大介(北九州市立大学文学部人間関係学科教授)
http://www.apa-apa.net/
開催日時 平成23年5月19日(木)
18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~
「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は5/17日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
2011年4月21日木曜日
お知らせ 第三十九夜開催!
いよいよ新しい年度が始まりました。しかしながら報告書は・・・。
気を取り直して、科学夜話Cafepedia第三十九夜、開催のお知らせです。
今回は(社)九州テレコム振興センター(KIAI)の広岡淳二さんを語り手に迎え、「情報通信技術」をテーマに開催します。
”IT”という言葉は今ではすっかり馴染み深いものになっていますが、私がパソコンをいじり始めた頃はMSXという規格のPCが全盛でありました。それを使ってBASICというコンピュータ言語を使ってブロック崩しゲームなどをプログラムするわけです。
その当時は”IT”といった言葉はもちろん聞いたこともありませんでした。電話機とカプラという装置を使って行うパソコン通信なるものもありましたが、子どもには手の届くものではなかったし、何につかうものやら”?”でした。
それが今やインターネット、携帯・・・”IT”は日常にすっかりとけこんでおります。今回のタイトルを決定するにあたって語り手の広岡さんと世話人の方々とのやりとりがいろいろとありました。広岡さんから提示されたタイトルには”IT”ではなく”ICT”と記載されていました。調べてみると”IT”は「Information Technology」ですが”ICT”は「Information and Communication Technology」だということです。「Communication」の違いですね。
私がパソコンをいじり始めた頃は、パソコン関連の情報は少なかったのですが、その分、同じ興味を持つ友達とあーでもない、こーでもないとパソコンをいじりながら情報のやり取りをしておりました。パソコンを通じて「Communication」を行っていたわけです。意味は少々違うかもしれませんが「ICT」をやっていたのかも知れません。
私の追想で前置きが長くなってしまいました・・・。
”IT”という言葉がすっかりなじんだ現在ですが、パソコンをいじっていた子どもの頃には全く想像できない世界でした。そして、これから先、”IT”はどのように進化し、どのような世界を創るのでしょうか?今回は未来に胸をときめかせる科学夜話になりそうです。
第三十九夜 「ひとつにしよう九州!~ITで明るい未来を創る~」
語り手 広岡 淳二 さん
((社)九州テレコム振興センター(KIAI)事務局長)
http://www.kiai.gr.jp
開催日時 平成23年4月28日(木)
18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~
「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は4/26日(火)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
気を取り直して、科学夜話Cafepedia第三十九夜、開催のお知らせです。
今回は(社)九州テレコム振興センター(KIAI)の広岡淳二さんを語り手に迎え、「情報通信技術」をテーマに開催します。
”IT”という言葉は今ではすっかり馴染み深いものになっていますが、私がパソコンをいじり始めた頃はMSXという規格のPCが全盛でありました。それを使ってBASICというコンピュータ言語を使ってブロック崩しゲームなどをプログラムするわけです。
その当時は”IT”といった言葉はもちろん聞いたこともありませんでした。電話機とカプラという装置を使って行うパソコン通信なるものもありましたが、子どもには手の届くものではなかったし、何につかうものやら”?”でした。
それが今やインターネット、携帯・・・”IT”は日常にすっかりとけこんでおります。今回のタイトルを決定するにあたって語り手の広岡さんと世話人の方々とのやりとりがいろいろとありました。広岡さんから提示されたタイトルには”IT”ではなく”ICT”と記載されていました。調べてみると”IT”は「Information Technology」ですが”ICT”は「Information and Communication Technology」だということです。「Communication」の違いですね。
私がパソコンをいじり始めた頃は、パソコン関連の情報は少なかったのですが、その分、同じ興味を持つ友達とあーでもない、こーでもないとパソコンをいじりながら情報のやり取りをしておりました。パソコンを通じて「Communication」を行っていたわけです。意味は少々違うかもしれませんが「ICT」をやっていたのかも知れません。
私の追想で前置きが長くなってしまいました・・・。
”IT”という言葉がすっかりなじんだ現在ですが、パソコンをいじっていた子どもの頃には全く想像できない世界でした。そして、これから先、”IT”はどのように進化し、どのような世界を創るのでしょうか?今回は未来に胸をときめかせる科学夜話になりそうです。
第三十九夜 「ひとつにしよう九州!~ITで明るい未来を創る~」
語り手 広岡 淳二 さん
((社)九州テレコム振興センター(KIAI)事務局長)
http://www.kiai.gr.jp
開催日時 平成23年4月28日(木)
18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~
「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は4/26日(火)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
2011年3月21日月曜日
お詫びと訂正(至急!)
大変なミスをしてしまいました。
先日お知らせした
第三十八夜「自分を知ること、相手を理解すること~心理アセスメント入門~」
の開催日について誤りがありました。
平成23年3月23日(水)とお知らせしましたが、
正しくは平成23年3月22日(火)です。
明日の開催ですので、このサイトをご確認いただいた方々で今回のCafepediaへの参加をご検討されていらっしゃる方をご存じであればこの訂正についてお伝えいただければと思います。
なお、すでに本サイトに先日記載したお知らせ内容については訂正を行っております。
また、メーリングリストにおいても訂正の案内を送信させていただきました。
わたくし科学夜話Cafepedia世話人のミスでこのような事態になったことを深く反省するとともにお詫びします。
科学夜話Cafepedia世話人 梅野 岳
先日お知らせした
第三十八夜「自分を知ること、相手を理解すること~心理アセスメント入門~」
の開催日について誤りがありました。
平成23年3月23日(水)とお知らせしましたが、
正しくは平成23年3月22日(火)です。
明日の開催ですので、このサイトをご確認いただいた方々で今回のCafepediaへの参加をご検討されていらっしゃる方をご存じであればこの訂正についてお伝えいただければと思います。
なお、すでに本サイトに先日記載したお知らせ内容については訂正を行っております。
また、メーリングリストにおいても訂正の案内を送信させていただきました。
わたくし科学夜話Cafepedia世話人のミスでこのような事態になったことを深く反省するとともにお詫びします。
科学夜話Cafepedia世話人 梅野 岳
2011年3月15日火曜日
お知らせ 第三十八夜開催!
東日本大震災、いろいろと語りたいことはありますが、これが私たちの答えです。
科学夜話Cafepedia、いつものように開催します。
今回は福岡県立大学人間社会学部人間形成学科の講師で、臨床心理士でもある吉岡和子さんを語り手に迎え、臨床心理学の中でも「ロールシャッハを中心とした心理アセスメントと自分も相手も大切にするコミュニケーションであるアサーション」をテーマに開催します。
私の知識では、「ロールシャッハ」・・・なんとなく聞いたことがあります。「心理アセスメント」・・・?「アサーション」・・・??です。
今回のカフェペディアの開催に先立ち、いつものように吉岡さんにいろいろとお話を伺いました・・・。といいたいところですが、逆に私の方がいろいろな話をひきだされたという次第です。実はこれこそが臨床心理の入り口ではないのかと、勝手ながら思いました。
テーマのキーワードは専門的ですが、タイトルにあるように「自分を知ること、相手を理解すること」これに臨床心理学のアプローチがどう関わってくるのか、遠いようで、実は身近な臨床心理学の世界に今回のカフェペディアで出会えると思います。
第三十八夜 「自分を知ること、相手を理解すること~心理アセスメント入門~」
語り手 吉岡 和子 さん
(福岡県立大学 人間社会学部 人間形成学科)
開催日時 平成23年3月22日(火)
18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~
「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
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座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は3/21日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
科学夜話Cafepedia、いつものように開催します。
今回は福岡県立大学人間社会学部人間形成学科の講師で、臨床心理士でもある吉岡和子さんを語り手に迎え、臨床心理学の中でも「ロールシャッハを中心とした心理アセスメントと自分も相手も大切にするコミュニケーションであるアサーション」をテーマに開催します。
私の知識では、「ロールシャッハ」・・・なんとなく聞いたことがあります。「心理アセスメント」・・・?「アサーション」・・・??です。
今回のカフェペディアの開催に先立ち、いつものように吉岡さんにいろいろとお話を伺いました・・・。といいたいところですが、逆に私の方がいろいろな話をひきだされたという次第です。実はこれこそが臨床心理の入り口ではないのかと、勝手ながら思いました。
テーマのキーワードは専門的ですが、タイトルにあるように「自分を知ること、相手を理解すること」これに臨床心理学のアプローチがどう関わってくるのか、遠いようで、実は身近な臨床心理学の世界に今回のカフェペディアで出会えると思います。
第三十八夜 「自分を知ること、相手を理解すること~心理アセスメント入門~」
語り手 吉岡 和子 さん
(福岡県立大学 人間社会学部 人間形成学科)
開催日時 平成23年3月22日(火)
18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~
「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は3/21日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
2011年2月15日火曜日
お知らせ 第三十七夜開催!
前二回分の報告書がまだですが・・・。
なんと今月開催で科学夜話Cafepediaは三周年を迎えます!
「えっ!もうそんなになるの?」というのが、私の正直な感想です。
私自身のことでふりかえってみると、次から次へと科学夜話Cafepediaで出会う新しい世界をきっかけに自分の世界が広がった!というよりも様々な視点から自分の世界を考えるきっかけに出会い、より自分の世界を深く知り、そしてまだまだ自分の世界をよく知らないことに気づくようになりました。これからもどのうような人のどのような世界に出会えるのか楽しみであります。
「カフェペディアの準備、大変ですね。」と、よく言われますが、私がやっているのはお知らせを流したり、勝手気ままな報告書を書いたりするだけなのであります。これまで科学夜話Cafepediaが続いてきたのはボランタリーな(voluntary:〈人・行動など〉自由意志から出た,自発的な,自由意志をもった[によっ て行動する].)活動として、語り手の方、会場のcreamにも多くのご協力をいただくとともに、参加者も含めその場に集う全員のボランタリーな意思でつ くりあげられているということが大きな原動力になっています。これからも科学夜話 Cafepediaがみんなで作り上げる、より素敵な場として続いていくため、みなさんと楽しんでいければと思います。
で、四年目と突入する今回の科学夜話Cafepediaテーマは「超伝導」です!
超伝導!
私の中では液体窒素なんかで超伝導体と呼ばれる物質を冷やすと電気抵抗がゼロになって、その上に磁石がぷかぷか浮いているというイメージが浮かびますが、それ以上は・・・「?」です。
なんと今月開催で科学夜話Cafepediaは三周年を迎えます!
「えっ!もうそんなになるの?」というのが、私の正直な感想です。
私自身のことでふりかえってみると、次から次へと科学夜話Cafepediaで出会う新しい世界をきっかけに自分の世界が広がった!というよりも様々な視点から自分の世界を考えるきっかけに出会い、より自分の世界を深く知り、そしてまだまだ自分の世界をよく知らないことに気づくようになりました。これからもどのうような人のどのような世界に出会えるのか楽しみであります。
「カフェペディアの準備、大変ですね。」と、よく言われますが、私がやっているのはお知らせを流したり、勝手気ままな報告書を書いたりするだけなのであります。これまで科学夜話Cafepediaが続いてきたのはボランタリーな(voluntary:〈人・行動など〉自由意志から出た,自発的な,自由意志をもった[によっ て行動する].)活動として、語り手の方、会場のcreamにも多くのご協力をいただくとともに、参加者も含めその場に集う全員のボランタリーな意思でつ くりあげられているということが大きな原動力になっています。これからも科学夜話 Cafepediaがみんなで作り上げる、より素敵な場として続いていくため、みなさんと楽しんでいければと思います。
で、四年目と突入する今回の科学夜話Cafepediaテーマは「超伝導」です!
超伝導!
私の中では液体窒素なんかで超伝導体と呼ばれる物質を冷やすと電気抵抗がゼロになって、その上に磁石がぷかぷか浮いているというイメージが浮かびますが、それ以上は・・・「?」です。
ということで今回の開催に先立ちまして、今回の語り手、福岡大学の西田さんの研究室にうかがい、打ち合わせと称してあれやこれやとカフェペディア開催の前に楽しませていただきました。そのときの様子がこれです!

浮いています!
「磁石を同じ極で向かい合わせれば反発し合って浮くじゃないか!」って思う方もいるかもしれませんが、何の支えもなく一点で浮き続けさせることはできません。やってみてください。それが超伝導の状態になると写真のようになるんです!これはピン止め効果と・・・詳しい話と私の感じたこの驚きはぜひカフェペディアで体感していただければと思います。ということで、前置きが長くなりましたがお知らせです。

浮いています!
「磁石を同じ極で向かい合わせれば反発し合って浮くじゃないか!」って思う方もいるかもしれませんが、何の支えもなく一点で浮き続けさせることはできません。やってみてください。それが超伝導の状態になると写真のようになるんです!これはピン止め効果と・・・詳しい話と私の感じたこの驚きはぜひカフェペディアで体感していただければと思います。ということで、前置きが長くなりましたがお知らせです。
第三十七夜 「不思議な現象、超伝導。そのヒミツに迫る!!」
語り手 西田 昭彦 さん
(福岡大学理学部物理科学科超伝導物性 教授)
http://www.sp.fukuoka-u.ac.jp/section/solid2/nishida/mokuji.htm開催日時 平成23年2月23日(水)
18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~
「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は2/21日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
2011年1月27日木曜日
第三十六夜のカフェペディアメニュー
第三十六夜のカフェペディアメニューです。
●ディナーセット \1250(1drink、プチサラダ付) 3種類よりお選びください。
●ディナーセット \1250(1drink、プチサラダ付) 3種類よりお選びください。
・キーマカレー
・ソーセージとほうれん草のトマトソースパスタ
・鶏と緑野菜のクリームシチュー(バケット付き)
●デザートセット \750(1drink付)
・栗のパウンドケーキ
・チェリーのチーズケーキ
・くるみのガトーショコラ
・もちもち紫咲米プリン
2011年1月16日日曜日
お知らせ 第三十六夜開催!
今年最初のカフェペディア、テーマは「動物園の可能性」です!
北九州市の動物園と言えば、到津の森公園
2002年に民間から市へと運営が移った動物園なのですが、その当時、私は川端裕人さんの「動物園にできること」という本を読み、動物園という存在についていろいろと考え、そして、個人的な趣味で日本全国の動物園を巡ったりもしました。その際にズーラシアにも見学(遊び)に行ったのですが、そのコンセプトや運営思想に「こんな動物園もあるんだー」っと衝撃を受けました。今回のカフェペディアではタイトルにあるように、そのズーラシアのさらに深~い、アンダーグラウンドな部分に出会えるということで、さらなる衝撃が待ち受けているのでは!っと今からドキドキしております。
第三十六夜 「アングラズーラシア ~動物園のアートな挑戦~」
語り手 長倉 かすみ さん
(横浜市立よこはま動物園ズーラシア)
http://www.zoorasia.org/
開催日時 平成23年1月28日(金)
18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~
「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は1/26日(水)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
2011年1月12日水曜日
報告書 第三十四夜「建築史家のお仕事~身近なたてものを見る眼~」
昨年11月24日に開催した第三十四夜の報告書です。

ですが、倉方さん曰く、伊東忠太がおもしろいのは建築史家としてではなく、建築家として生み出した建築なのだそうです。紹介していただいた築地本願寺の建築はお寺でありながら、外観はインド風のつくり、内部にはステンドグラスがあり西洋風と思いきや、イスラム風のアーチがあったりといろいろな地域の歴史を折衷したデザインの建築です。また震災祈念堂は寺や神社風でありながら祈りの場所として内部は天井が高く、教会のようなつくりになっています。伊東忠太の時代の建築はゴシック様式とかロマネスク様式とか全体を整えた様式で構成するものであったのですが、伊東忠太はいろいろな様式を折衷して作り上げていったわけです。
この夜は西日本工業大学の倉方さんを語り手に迎え、「建築」をテーマに開催しました。
私も仕事で「建築」に関わることが少なからずあるのですが、「建築」=「”建物”をつくること」というイメージで、見た目のかっこよさを考えるのが「建築」デザインということかなー程度にしか考えたことはありませんでした。
今回の語り手の倉方さんは建築史家です。まず、建築史家という肩書きの方と出会うことがはじめてです。建築史って○○時代に○○という建築様式があって・・・とか、○○という建築家は○○という建物をデザインしたとか、どちらかというと歴史的な記録を収集し、整理していくことだろうというのが、建築史という言葉を聞いたときの最初のイメージでした。
建築士になるためには建築の歴史である建築史が必修なのだそうです。数学や物理にはその学問体系自身に歴史という分野がないのに建築ではその分野の一部分として建築史があるのか?例えば数学や物理の方程式を使う時にはどうやってその方程式が発見されたかという歴史の知識は必要ありません。なぜなら、方程式そのものが歴史を含んでいるからです。言い方を変えると発展してきた歴史の成果が方程式なのです。
それでは建築はどうなのか?建築は一方向に進歩してきたものではない。昔の建築でも心地よいということが多々あります。建築という概念の中には必ず人間が入ってきます。なぜなら、心地よいとか美しいとか感じるのは人間だからです。それじゃあ、人間そのものは進化しているかというと、進化しておらず、ただ過去の蓄積があるのみです。ということで「建築は進歩していない、なぜならば人間が進歩していないから」となるわけです。
これを聞いて、哲学思想などの分野にも通じるものがあると感じました。哲学思想においても古いものは全く使えないというものではなく、ギリシア哲学や儒教、老荘思想などなど大昔に考えられたものが未だに輝いていて、むしろ現在の哲学思想はそれをこねくりまわしているにしかすぎないと感じるからです(私は哲学思想を専門的に勉強したわけではありませんので、あくまでも素人の感じたこととしてお読みください)。それはやはり、哲学思想が人間そのもののことであり、その人間自体が進化していないからだこそなのではないでしょうか?それでは人間の進化とは何か…。とあらぬ方向へと思考がさまよって行きそうになりましたが、気を取り直して報告書を続けます。
さてそれでは、他の分野と違って、建築にはなぜ建築史があるのか?建築は進歩しておらず、現在においても過去の建築は変わらずに魅力あるもの、使えるものとしてあり続けるというわけです。
極端に言うと一つ一つの建築が独立した学問体系というか、存在であって、そう考えると建築史とは単に建築の歴史ではなく、無数に散らばる個々の建築という存在を建築史家が結び付け、一つの形として組み立て、そこから何かを見出して行くことであるように思えました。
そして話題は日本で最初に「建築」という分野を確立した建築家であり、そして最初に「建築史」を確立した建築史家である伊東忠太の話へと進みました。建築史家としての伊東忠太は法隆寺の研究を行うなど、日本で最初の建築通史を整理したそうです。建築の歴史を整理するということは、日本という国が昔からまとまりがあって国としてなりたっていたんだという説明となり、日本という国を定義し、国家を維持するという目的があったそうです。これを聞いて歴史とは何ぞやということを深く考えさせられました。

ですが、倉方さん曰く、伊東忠太がおもしろいのは建築史家としてではなく、建築家として生み出した建築なのだそうです。紹介していただいた築地本願寺の建築はお寺でありながら、外観はインド風のつくり、内部にはステンドグラスがあり西洋風と思いきや、イスラム風のアーチがあったりといろいろな地域の歴史を折衷したデザインの建築です。また震災祈念堂は寺や神社風でありながら祈りの場所として内部は天井が高く、教会のようなつくりになっています。伊東忠太の時代の建築はゴシック様式とかロマネスク様式とか全体を整えた様式で構成するものであったのですが、伊東忠太はいろいろな様式を折衷して作り上げていったわけです。
ということで現在、伊東忠太という人は建築史を語る正統な研究者としてまた異端の創造者としての二つの評価がされる魅力的な人なのだそうです。
伊東忠太は建築哲学という壮大なテーマで大学の卒論を書こうとしたのだそうですが、未完に終わっており、その後それに対するリベンジとしてでしょうか、3年かけて世界一周の旅をしたそうです。その旅は一人旅であり、建築とは何かを考える旅だったのではないかと倉方さんは語りました。
自分なりに世界をどう捉えるかを考えるのが建築家であり、そしてそこから新しい概念、思想を表現する。伊東忠太以前の建築家は○○様式をなぞるのみでしたが、彼は世界を旅し、自分なりの世界の捉え方を身に付け、それを建築として表現した最初の日本人なのでしょう。
建築家ではない私は「自分なりに世界をどうとらえるのか?」ということは「生きる」ということそのものではないのかなーと思います。私は生物学や生態学に興味があり、その視点で世界をとらえてきました。しかし、カフェペディアを通じて様々な人達に出会い、そして語り合うことで、私の世界の捉え方は大きく広がったように感じます。相変わらず、生物学や生態学がその基盤にあることは確かなのですが、その基盤をもっと俯瞰で眺めるというか、例えば森という環境を昆虫の視点で見たり、宇宙からの視点でみたりとか・・・。私の中での生物学や生態学の存在する位置が大きく変化したように感じています。伊東忠太は3年かけて世界一周をして自分なりの世界の捉え方を探しましたが、私は3年間のカフェペディアを通じて(なんと2011年2月でカフェペディアは3周年です)、ぼんやりと自分の世界の捉え方が見えてきたように思えます。そしてそれはこれからもさらに変化していくように感じています。
さて、建築史家としての倉方さんは伊東忠太の研究を通じて、なぜこの人はこんな建築を作るのか?なぜこの人はこんな風に世界を捉えているのか?ということに興味が進み、今は現在の建築家と実際に会い、語ることを積極的に行っているそうです。


倉方さんが行ったおもしろい試みを紹介していただきました。建築家が影響を受けた本について語る「建築家の読書術」というイベント(本にもなっています)では、ゲストとして建築家が招かれるのですが、建築の話は一切せずに、好きな本についてひたすら語ります。一人の建築家が紹介する本のテーマはばらばらだけど、話を聞いているうちになんとなく全体がつながってくるのだそうです。
倉方さんは建築とは建築物や建物とは違うものであり、建築家が世界をどう捉えるか、そしてそれをどう世界に投げ込んでいくか。ということであり、そうした自分なりの世界観をつくるのに本はすごく役立つということを語られました。私も昆虫、植物、宇宙などの自然科学系の本から様々なマンガまで様々な本をテーマからすると無秩序に読みますが、不思議と自分の中ではその一つ一つがつながっています。あとはそれをどう世界に投げ込んでいくのかというところですが…。


建築をどう見るのかという点に話は進みました。
これは、倉方さんの研究室に事前打合せと称して遊びに伺った際に出た話とつながるのですが、花の形を観察するときに花だけを見ていたのではその形の意味がわかりません。しかし、その花に昆虫がやってくるととたんにその形の意味が見えてきます。例えば、蜜を吸う昆虫に花粉が必ず付着するような花の形であったりなど、昆虫と花の関係性の中でその意味がわかるのです。建築も同じようにその建築があ場所に行って、その建築を見てみるとそこで生活する人との関わりから建築の意味がわかってくるのだそうです。
「建築物」が「buildings」と数えられる名詞であるのに対して、「建築」は「architecture」と数えられないもの、すなわち抽象概念です。その抽象概念である建築の読み解き方の一つが建築史であるのだそうです。「建築物」としてではなく「建築」としてみる。そういう視点でまちを見てみるともっと楽しめると語られました。


語りの時間の後は恒例(?)のアフターカフェぺディアです。今回は多くの建築家の方々が夜遅くまで語りあいました。残念ながら私は風邪をこじらせてしまい声が出なかったため、話を聞くだけでしたが・・・。次回は大いに語り合いたいと思います。
2011年1月6日木曜日
報告書 第三十三夜「”翡翠(ひすい)”のロマン~東洋の宝石の謎を追う!」
年が明けてしまいましたが、昨年10/25(月)にいのちのたび博物館の森さんを語り手に「ヒスイ」をテーマに開催したカフェペディアの報告させていただきます。
正直言って私、学生時代には地学はいまいち興味が湧かない分野でした。実物を見たこともない岩石の名前を覚えるのが苦手でしかもどうも地味なものに感じていたからです。しかし、社会人になってこれまで興味があった生物や生態系についてさらに学び、理解を深めていくにつれて、実は生物や生態系は地球そのものと深くつながっていることに気づき、非常に地学を含めた地球科学に興味を持つようになりました。今回のカフェペディアはそんな私の興味関心の中でまさにタイムリーなテーマで開催されたものでした。

さて、会場のcreamに現れた今回の語り手、森さんのバックパックから取り出されたのは・・・巨大な岩が二つ。しかもかなり重い・・・。今までカフェペディアの会場に持ち込まれた展示物としては最重量物ではないかと思われます。確かに、森さんには「会場にヒスイを持ってきていただければ非常にイメージが湧きやすいです。」とはお願いしたもののこんなに重いものだとは知らず・・・。森さん申し訳ありませんでした。しかし会場入り口のテーブルに置かれたヒスイが目を引かないわけはなく、来場者のみなさんはペタペタとヒスイを触っておりました。
さて、いよいよこのヒスイについてのお話がスタートです。
カフェペディアの告知の際には「鉱物、ヒスイ」と書いたのですが、実はヒスイは少々違いまして。例えばダイヤモンドの宝石は一つの鉱物を磨いて宝石にしているわけでありますが、ヒスイはヒスイ輝石を主として様々な鉱物が集まった岩石を磨いて宝石にしたものなのです。ですから、厳密にはヒスイは鉱物ではなく岩石であったのです。で、様々な鉱物が集まってできた岩石ですから、交じり合ったものによっていろいろな色のヒスイが出来るわけです。このようなこと考えたこともありませんでした。確かに一つの鉱物でできた宝石であれば多様な色が出るわけもなく、多様な色ができるのはいろいろなものが交じり合っているからだということは確かにその通りです。きらきらしていれば宝石だと思っていた私にとっては、今まで宝石に対して非常に失礼であったと反省しました。
さてこのヒスイ、世界中における産地はなんとダイヤモンドより少ないのです!主要な産地はミャンマー北部、中米グアテマラ、カザフ地方、そして日本なのです!しかも日本には多数のヒスイの産地があるそうなのです。資源がないと言われる日本で宝石が採れるなんて思ってもいませんでした。

で、様々な日本のヒスイ産地の写真を見せていただいたのですが・・・。何の変哲もない山間部を流れる渓流の写真を森さんは「これとこれがヒスイで、ここは石灰岩ですねー」と指差して解説するのですが、私も含め会場の参加者は「・・・。」です。違いがわかりません。同じ風景でも見方と言うか、見る人によって見い出せるものが違うんですね。確かに私も昆虫が写っている草むらの写真を「こことここにいるよねー」っと自慢げに見せても、反応が「・・・。」の時が多々あります。当たり前のことかもしれませんが見る側の興味関心が違えば同じ風景でも見え方が違うんですね。そう思うと我々の身の回りは発見と驚きに満ち溢れているわけです。
話はヒスイの紹介から、そもそも岩石学の世界とはという内容へと進みました。
「岩石学の目指すもの、それは陰陽五行の思想に通じる」と語る森さん・・・。
どうつながるのだろう?ってのが私の正直な感想でした。

陰陽五行では木、火、土、金、水はどれも不変ではなく変化していくものとされています。すなわち万物は流転していくのです。
岩石も同じく不変ではない!
マントル→火成岩→砂や土→堆積岩→変成岩→マントル
などと長い時間をかけて変化していくわけです。
岩石がどのように、どれだけの時間をかけて変化していくのか、それにより地球の姿を考えようというのが岩石学なのです。
私、森さんのこの解説を聞いて
最初に森さんが「岩石学っていうのはありふれた非日常なんですよね。みんな岩石の上に住んでいる。でも普段はそれに気づかないんですよね」っと、さらっと言われていたことと、何の変哲もない山間部を流れる渓流の風景から岩石を見出す森さんの視点が私の中でつながり、おおーっとなんともいえない感動を感じてしまいました。
私も好奇心旺盛な方で土の中の小さな虫から宇宙の起源まで興味がありすぎるくらいあるのですが、そんないろいろなことを興味を持って考えていると、私たちが生きるこの世界は捉える空間的、時間的スケールこそ違えども、何か一つの大きな流れがあるように感じてしまう瞬間があります。今回の森さんの話を聞いていてその瞬間を感じてしまいました。
さて、岩石を知ることで地球の姿を考えるのが岩石学ですが、人間の寿命に比べて、岩石や地球の変化の時間はあまりにもゆったりとしていてその変化を見出すは非常に困難です。では岩石学ではどのようにしてその時間の壁に立ち向かうのか?「逆問題を解く」と森さんは言われました。これはどういうことかと言うと、例えば7+2=?という問題であれば答えは9とすぐにでますが、a+b=9という問題でaとbが何であるかを知るためには与えられた式が一つではわかりません。ここにa-b=5というもう一つの式が与えられればaとbを導き出すことができます。

岩石学も同じようにいろいろな岩石を調べ、いろいろな人の研究と比べることで、その岩石の謎が解き明かされていくわけであります。そしてその謎解きは決して一人ではできないのです。地球の謎に人類が協力して取り組む。このことに私、管理人はこれまたすごく熱くこみ上げてくるものを感じました。
こうして岩石学では様々な人々が時には協力し、時には競い合いながら地球の謎に迫っていくわけですが、ヒスイはその中でもその起源を調べることが最高クラスに困難なものなのだそうです。なぜかというとそもそも見出されるヒスイのサンプルパターンが少ないからなのだそうです。つまりa+b=9のaとb
を知りたいのだが、a+b=9の式しか見つからないわけです。こうした困難の中でヒスイの起源については現在大きく二つの説があって、一つは岩石がその成分の入れ替えによってヒスイになるという交代説、もう一つは水分から水あかのようにできるという沈殿説です。どちらの説も一長一短があって、交代説ではどんな岩がどのような過程でできるのかという証拠が見つかっていないということ、沈殿説では水はどこにでもあるのだから、ある場所にだけヒスイができるという珍しさを説明できない。と、未だにどちらの説も決定打に欠けているわけです。

森さん曰く、地球の奥深くで起きていること、人間の目で見ることができないこと、それをどうにかこうにか説明しようというところがおもしろい!
これまでカフェぺディアで様々な語り手の方々の世界に触れ、思ったことは人間は目に見えないことでも「考える」という能力を使って知ることが、知ろうとすることができるんですね。これが人間のおもしろさであると私は感じています。そしてその「考える」能力があるかぎりはこの世界は発見と驚きに満ち溢れ、決して退屈することはないんだろうなーと、森さんのお話を聞きながらぼんやりと思いました。

いつものようにカフェペディア本編(?)の後はアフターカフェペディア(こちらのほうが本編でしょうか・・・)でたっぷりと岩石の世界について語り合いました。森さん、遅い時間までお付き合いいただきありがとうございました。いのちのたび博物館で開催されるオルメカ文明展のヒスイの仮面、ぜひ見に行きたいと思います。
正直言って私、学生時代には地学はいまいち興味が湧かない分野でした。実物を見たこともない岩石の名前を覚えるのが苦手でしかもどうも地味なものに感じていたからです。しかし、社会人になってこれまで興味があった生物や生態系についてさらに学び、理解を深めていくにつれて、実は生物や生態系は地球そのものと深くつながっていることに気づき、非常に地学を含めた地球科学に興味を持つようになりました。今回のカフェペディアはそんな私の興味関心の中でまさにタイムリーなテーマで開催されたものでした。

さて、会場のcreamに現れた今回の語り手、森さんのバックパックから取り出されたのは・・・巨大な岩が二つ。しかもかなり重い・・・。今までカフェペディアの会場に持ち込まれた展示物としては最重量物ではないかと思われます。確かに、森さんには「会場にヒスイを持ってきていただければ非常にイメージが湧きやすいです。」とはお願いしたもののこんなに重いものだとは知らず・・・。森さん申し訳ありませんでした。しかし会場入り口のテーブルに置かれたヒスイが目を引かないわけはなく、来場者のみなさんはペタペタとヒスイを触っておりました。
さて、いよいよこのヒスイについてのお話がスタートです。
カフェペディアの告知の際には「鉱物、ヒスイ」と書いたのですが、実はヒスイは少々違いまして。例えばダイヤモンドの宝石は一つの鉱物を磨いて宝石にしているわけでありますが、ヒスイはヒスイ輝石を主として様々な鉱物が集まった岩石を磨いて宝石にしたものなのです。ですから、厳密にはヒスイは鉱物ではなく岩石であったのです。で、様々な鉱物が集まってできた岩石ですから、交じり合ったものによっていろいろな色のヒスイが出来るわけです。このようなこと考えたこともありませんでした。確かに一つの鉱物でできた宝石であれば多様な色が出るわけもなく、多様な色ができるのはいろいろなものが交じり合っているからだということは確かにその通りです。きらきらしていれば宝石だと思っていた私にとっては、今まで宝石に対して非常に失礼であったと反省しました。
さてこのヒスイ、世界中における産地はなんとダイヤモンドより少ないのです!主要な産地はミャンマー北部、中米グアテマラ、カザフ地方、そして日本なのです!しかも日本には多数のヒスイの産地があるそうなのです。資源がないと言われる日本で宝石が採れるなんて思ってもいませんでした。

で、様々な日本のヒスイ産地の写真を見せていただいたのですが・・・。何の変哲もない山間部を流れる渓流の写真を森さんは「これとこれがヒスイで、ここは石灰岩ですねー」と指差して解説するのですが、私も含め会場の参加者は「・・・。」です。違いがわかりません。同じ風景でも見方と言うか、見る人によって見い出せるものが違うんですね。確かに私も昆虫が写っている草むらの写真を「こことここにいるよねー」っと自慢げに見せても、反応が「・・・。」の時が多々あります。当たり前のことかもしれませんが見る側の興味関心が違えば同じ風景でも見え方が違うんですね。そう思うと我々の身の回りは発見と驚きに満ち溢れているわけです。
話はヒスイの紹介から、そもそも岩石学の世界とはという内容へと進みました。
「岩石学の目指すもの、それは陰陽五行の思想に通じる」と語る森さん・・・。
どうつながるのだろう?ってのが私の正直な感想でした。

陰陽五行では木、火、土、金、水はどれも不変ではなく変化していくものとされています。すなわち万物は流転していくのです。
岩石も同じく不変ではない!
マントル→火成岩→砂や土→堆積岩→変成岩→マントル
などと長い時間をかけて変化していくわけです。
岩石がどのように、どれだけの時間をかけて変化していくのか、それにより地球の姿を考えようというのが岩石学なのです。
私、森さんのこの解説を聞いて
最初に森さんが「岩石学っていうのはありふれた非日常なんですよね。みんな岩石の上に住んでいる。でも普段はそれに気づかないんですよね」っと、さらっと言われていたことと、何の変哲もない山間部を流れる渓流の風景から岩石を見出す森さんの視点が私の中でつながり、おおーっとなんともいえない感動を感じてしまいました。
私も好奇心旺盛な方で土の中の小さな虫から宇宙の起源まで興味がありすぎるくらいあるのですが、そんないろいろなことを興味を持って考えていると、私たちが生きるこの世界は捉える空間的、時間的スケールこそ違えども、何か一つの大きな流れがあるように感じてしまう瞬間があります。今回の森さんの話を聞いていてその瞬間を感じてしまいました。
さて、岩石を知ることで地球の姿を考えるのが岩石学ですが、人間の寿命に比べて、岩石や地球の変化の時間はあまりにもゆったりとしていてその変化を見出すは非常に困難です。では岩石学ではどのようにしてその時間の壁に立ち向かうのか?「逆問題を解く」と森さんは言われました。これはどういうことかと言うと、例えば7+2=?という問題であれば答えは9とすぐにでますが、a+b=9という問題でaとbが何であるかを知るためには与えられた式が一つではわかりません。ここにa-b=5というもう一つの式が与えられればaとbを導き出すことができます。

岩石学も同じようにいろいろな岩石を調べ、いろいろな人の研究と比べることで、その岩石の謎が解き明かされていくわけであります。そしてその謎解きは決して一人ではできないのです。地球の謎に人類が協力して取り組む。このことに私、管理人はこれまたすごく熱くこみ上げてくるものを感じました。
こうして岩石学では様々な人々が時には協力し、時には競い合いながら地球の謎に迫っていくわけですが、ヒスイはその中でもその起源を調べることが最高クラスに困難なものなのだそうです。なぜかというとそもそも見出されるヒスイのサンプルパターンが少ないからなのだそうです。つまりa+b=9のaとb
を知りたいのだが、a+b=9の式しか見つからないわけです。こうした困難の中でヒスイの起源については現在大きく二つの説があって、一つは岩石がその成分の入れ替えによってヒスイになるという交代説、もう一つは水分から水あかのようにできるという沈殿説です。どちらの説も一長一短があって、交代説ではどんな岩がどのような過程でできるのかという証拠が見つかっていないということ、沈殿説では水はどこにでもあるのだから、ある場所にだけヒスイができるという珍しさを説明できない。と、未だにどちらの説も決定打に欠けているわけです。

森さん曰く、地球の奥深くで起きていること、人間の目で見ることができないこと、それをどうにかこうにか説明しようというところがおもしろい!
これまでカフェぺディアで様々な語り手の方々の世界に触れ、思ったことは人間は目に見えないことでも「考える」という能力を使って知ることが、知ろうとすることができるんですね。これが人間のおもしろさであると私は感じています。そしてその「考える」能力があるかぎりはこの世界は発見と驚きに満ち溢れ、決して退屈することはないんだろうなーと、森さんのお話を聞きながらぼんやりと思いました。

いつものようにカフェペディア本編(?)の後はアフターカフェペディア(こちらのほうが本編でしょうか・・・)でたっぷりと岩石の世界について語り合いました。森さん、遅い時間までお付き合いいただきありがとうございました。いのちのたび博物館で開催されるオルメカ文明展のヒスイの仮面、ぜひ見に行きたいと思います。
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