Cafepedia(カフェぺディア)とはcafe+encyclopedia(百科事典)を合成したもので、「百科の学術」つまり生物や物理、文化や社会、芸術や音楽…etc様々な「科学」をキーワードに、様々な方々を語り手に迎え、知的好奇心をくすぐる様々な話題をつまみにして、おしゃれなカフェで飲み物を片手に楽しい時間をすごそうという企画です。

カフェに参加している人だけでなく、その場に居合わせたお店のお客さん全員が、「科学」の話をBGMにお酒を楽しめるような雰囲気を生み出す。科学夜話”Cafepedia(カフェペディア)”はそんな粋な空間を目指しています。

2010年8月25日水曜日

三十二夜のカフェペディアメニュー

18:00開場~19:00開演までの間のカフェペディアメニューの発表です!

●ディナーセット \1250(1drink、プチサラダ付) 3種類よりお選びください。
・キーマカレー
・エビとオクラの冷製パスタ
・鶏もものトマト煮こみ、バスク風(バケット付き)

●デザートセット \750(1drink付)
・抹茶のシフォンケーキ
・キャラメルチーズケーキ
・くるみのガトーショコラ


これ以外のお客様はドリンクのみのオーダーとなります。また、19:00~20:30 の時間帯はドリンクのみのオーダー、講演終了後は通常メニューとなります

2010年8月15日日曜日

お知らせ なんと第三十二夜開催!

なんと8月、2回目となるカフェペディアの開催です!
報告書の宿題がどんどんたまっていく・・・

今回は帝京科学大学の
藪田 慎司さんを語り手にお迎えして、「エソロジー」をテーマに開催します。
えっ「エソロジー」って何だ?という言葉が聞こえてきそうなので、語り手の籔田さんからのメールより抜粋すると「動物行動学や比較習性学 などと訳される生物学の一分野です」とのこと。なるほど、動物行動学と言えばコンラート・ロレンツさんの「ソロモンの指輪」という本を読んだことがあります。ハイイロガンの刷り込みの話が印象的でした。日高敏隆さんの「チョウはなぜ飛ぶか」も昆虫を対象とした動物行動学の話で好きな本です。
で今回は、タイトルに「夫婦の絆と危機」・・・?登場するのは「ミズジチョウチョウウオ」。こちらはわかります。サンゴ礁に住んでいるカラフルな魚ですよね。そのカラフルな魚と「夫婦の絆と危機」、まったくつながりが想像できません。想像できない話を聞けるのがカフェペディアの楽しいところでもあります。ということで、今回も刺激的な夜になりそうです。

第三十二夜 「夫婦の絆と危機:サンゴ礁の一夫一妻、ミスジチョウチョウウオの生活」

語り手 藪田 慎司さん
     (帝京科学大学アニマルサイエンス学科准教授)
     http://www.ntu.ac.jp/gakubu/seimei/animal/kyoin/yabuta.html
     http://animalweb.jp/lab/yabuta/index.php

開催日時  平成22年8月26日(木)
        18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~

「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。

※カフェでの飲食について
      18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
      19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
      20:30~    自由に食事をお楽しみください。
      飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
      お楽しみに!

参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)

場 所  「cream」
      北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
      TEL093-533-3311
      http://www.cream-colony.com/

座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は8/24日(火)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。

連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。

三十一夜のカフェペディアメニュー

すでに終了しましたが、カフェペディアメニューを報告します。

●ディナーセット \1250(1drink、プチサラダ付) 3種類よりお選びください。
・キーマカレー
・鶏とオクラの冷製パスタ、梅肉ソース
・ビーフシチュー(バケット付き)


●デザートセット \750(1drink付)
・抹茶のシフォンケーキ
・バナナのチーズケーキ
・くるみのガトーショコラ

私はキーマカレー大盛りを食しました。

2010年8月3日火曜日

お知らせ 第三十一夜開催!

前回の報告書の作成はまだですが・・・
第三十一夜の開催のお知らせです!

今回のテーマは「昆虫」!!
現在、特別展「昆虫大接近!~みんなであそぼう・虫たちの森~」http://www.kmnh.jp/2010summer/index.phpが開催中である
北九州市立自然史・歴史博物館 いのちのたび博物館の昆虫担当学芸員である上田 恭一郎さんを語り手に迎えての開催です!

実は私、管理人は「昆虫」という生きものに対して並々ならぬ興味があります。
森の中で、街なかで、家の中でいろいろな場所で昆虫に出会うたびに「こいつはなんだーっ!」と大興奮してしまいます。なぜ「昆虫」がおもしろいのか?その理由を挙げればきりがありませんが、多くの方にも理解していただける(?)理由は圧倒的な種類の多さと変身(変態)する点でしょう。昆虫に比べればポケモンの種類数や進化なんて甘っちょろいもんです。
と、ここで語りだすと止まらなくなるので、カフェペディア当日まで昆虫について熱く語るのは我慢します。

第三十一夜 「虫たちとの30年~博物館での昆虫研究~」

語り手 上田 恭一郎さん
     (北九州市立自然史・歴史博物館 いのちのたび博物館)
     http://www.kmnh.jp/staff/ueda.html

開催日時  平成22年8月11日(水)
        18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~

「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。

※カフェでの飲食について
      18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
      19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
      20:30~    自由に食事をお楽しみください。
      飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
      お楽しみに!

参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)

場 所  「cream」
      北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
      TEL093-533-3311
      http://www.cream-colony.com/

座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は8/9日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。

連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。

2010年7月19日月曜日

三十夜のカフェペディアメニュー

18:00開場~19:00開演までの間のカフェペディアメニューの発表です!

●ディナーセット \1250(1drink、プチサラダ付) 3種類よりお選びください。
・えび煮込みカレー
・貝柱とオクラのぺペロンチーノ(パスタ)
・ソーセージと野菜のポトフ(バケット付き)


●デザートセット \750(1drink付)
・紅茶のパンナコッタ
・バナナのチーズケーキ
・くるみのガトーショコラ

これ以外のお客様はドリンクのみのオーダーとなります。また、19:00~20:30の時間帯はドリンクのみのオーダー、講演終了後は通常メニューとなります

2010年7月9日金曜日

お知らせ 第三十夜開催!

なんと第三十夜!きりのよい数字です。
ですので、新しいスタイルでのカフェペディアにチャレンジしてみます。(後述)

今回はブラジルからリオデジャネイロ州立大学のパウロ ブリトーさんを語り手を迎え「アマゾンの魚」をテーマに開催します。
パウロさんの専門は魚類学で、ブラジル産の白亜紀の魚類化石やアマゾンの現生魚の研究をされています。

アマゾン川に生息する魚で私が思いつくのは、アロワナ、ピラルク、ピラニア、ネオンテトラ・・・。日本の川魚に比べてかなり個性的な顔ぶれです。こうした南米の淡水魚の多様性は実は地球の歴史と深い関係があるのです。
どう関係があるのか?その謎を今回のカフェペディアで語っていただきます。

実は、さかのぼること2年と5ヶ月前、仕事で来日されていたパウロさんが第1回のカフェぺディアに遊びにきていたのです!そのカフェペディア後の飲み会の際に、パウロさんから「ぜひこんな雰囲気で話をしてみたい」というリクエストがあり、それならばぜひ来日の際にはカフェペディアでの語り手を!ということで今回のカフェペディアが実現したわけです。

で、今回のカフェペディアのチャレンジというのは、語りが英語!
ですが決して、某企業のようにカフェペディアの公用語を英語にするというわけではありません。
通訳ありでの開催ですので、恐れることなく(?)ご参加ください。
私は、つたないカタコト英語と身振り手振りやイラストでのコミュニケーションを楽しもうと思っています!

第三十夜 「個性派ぞろいの南米の魚たち、その起源を探る!」

語り手 Paulo Brito (パウロ ブリトー)さん
     (リオデジャネイロ州立大学教授)

開催日時  平成22年7月20日(火)
        18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~

「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。

※カフェでの飲食について
      18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
      19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
      20:30~    自由に食事をお楽しみください。
      飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
      お楽しみに!

参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)

場 所  「cream」
      北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
      TEL093-533-3311
      http://www.cream-colony.com/

座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は7/16日(金)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。

連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。

2010年7月8日木曜日

報告書 第二十九夜「あの~、スパコンって何ですか?」

申し訳ありません。
報告書の作成が、ずいぶんと遅れてしまいました。
もう2ヶ月前になろうとしていますが・・・。5/14(金)に九州先端科学技術研究所の柴村英智さんを語り手に迎えてカフェペディアを開催しました。

開場前にcreamのスタッフとお店のお客さんがさらさらーっとポスターを描いてくれました。左上の方にあるイラストはポスターを描いた方がイメージするスーパーコンピュータです。コメントは控えさせていただきます。


今回のテーマは「スパーコンピュータ」、略して「スパコン」です。その言葉はニュースなどで耳にする機会が多くなりました。「パーソナルコンピュータ」こと「パソコン」は今では身近な存在ではありますが、「スパコン」は「スーパー」な「コンピュータ」ですそれがいったいどのようなもので、どのようなことに使われているものなのか?正直言って、SF映画に出てくるようなイメージしか思い浮かびません・・・。今夜も難しい話になるのではと、多少の不安を抱きながら、カフェぺディア、スタートしました。


さて、スパコンで何をするのか?様々なシュミレーションをするのですが、シュミレーションとは何かというとコンピュータのバーチャルな世界でいろいろなものを動かしてみることであります。で、それで何をするかというと、未来を予測するのであります。未来を予測するというと少し大げさかもしれませんが、例えば、天気予報も未来の天気を予測するわけで、これも様々な気象データを数式に基づいたモデルに当てはめて計算し、「明日は雨が降る」といったことを予測するわけです。

いや待てよ、計算によって未来が予測できるという考え方に基づいているのであれば、この世の全ては数式で表せるということであって、完璧な数式と計算ができればなんでも予測可能だし、未来だけでなく過去も予測(?)可能っていうことであり・・・。本当に決められた数式であらわされる法則だけでこの世が動いているのだろうか?数式で表される法則というものは単に把握できる現象にたまたま当てはまるものが適用されているに過ぎないのではないのか・・・。などと全く違う方向へと思考が進んでしまいそうになりました。

で、その計算をするために、「現時点の一般的なコンピュータに比べてきわめて高速かつ大量の計算ができる」スーパーコンピュータを使用するわけです。
そこで早速、疑問です。高速に計算できれば大量に計算できるんだから、高速かつ大量に計算できるって当たり前じゃないと思うのですが、「高速に計算する」ということと「大量に計算する」ということは全く特性が違うのだそうです。どう違うのか?すみません。ぼんやりとしか理解できず、はっきりと報告できません。柴村さん、またレクチャーしてください。


さて、気を取り直して、スパコンはどうやって作るのか、体育館ほどの空間にたくさんのコンピュータを並べて、そのコンピュータをケーブルでつなぎます。そしてそのコンピュータを動かすための電源、そしてコンピュータから発生する熱を抑えるためにクーラーを設置します。あとは全てのコンピュータがうまく動けば、スパコンの出来上がりです。と、こう書くと簡単に思えますが、たくさんのコンピュータとは数万個の超高速プロセッサ、つなぐケーブルは数万本、重さにして数十トン、長さで言えば日本からアメリカに到達するほどの長さです。しかもそれを人力で接続していくわけです。この報告書を作成している我が家のPC環境ですらケーブルだらけで何がどこにつながっているやら混沌とした状態で、接続しなおすだけで一苦労です。それが、数万本・・・。整理整頓のできない私には無理です。
で、接続が完了したからといってそれでスパコンがうまく動き出すわけではなく、つながれたコンピュータが一つのシステムとして動くように構成しなければなりません。これがかなり大変なのだそうです。

どうして大変か?それは「アムダールの法則」です。
といって紹介された一つの数式・・・。理解不能の世界に突入か!と思いきや、実は非常におもしろい法則です。
スパコンはある計算があったとき、ネットワークでつながれたたくさんのコンピュータで分担して計算を行います。例えば千羽ツルを折るとします。1人でツルを折れば1000羽折らなければなりませんが、100人なら10羽、1000人なら1羽折れば完成です。つまり仕事を分担する相手が多いほど一人当たり、コンピュータであれば一台あたりの仕事は小さくなります。それならば、たくさんのコンピュータをつなげればつばぐほど大量の計算を一瞬にできるかというとそううまくはいかないのです。再び千羽ツルを折るとします。1000人の人に分担してツルを折ってもらえば一瞬で作業が終わるかというとそうではありません。まずは1000人の人に折り紙を配布し、そして折ってもらったツルを回収し、色のバランスを整えながら、一つの束にしていかなければなりません。その作業は取りまとめの人がしなければなりません。つまり、折る人がたくさんいたとしてもその仕事を配分し、取りまとめる人がうまく作業をできなければ全体としての作業は効率よく進まないということです。

こういうことを数式で表したのがアムダールの法則で(数式は検索してみてください)、全体の90%が並列処理可能(=みんなで分担してできる仕事)な仕事を1000台のパソコンで処理しても、1台のパソコンの1000倍で処理できるわけではなく、10倍以上は早くならないのです。
つまりはいくら大勢で仕事をしても、取りまとめをする人が効率よくやらないと、大勢でやっただけの効果が得られないということです。う~ん、これってスパコンだけでなく、実生活でもかなり言えることでは・・・。と、考えさせられました。




スパコンの設計とは一台一台のPCの性能向上もさることながら、いかにして効率的に計算をさせるかというシステム設計にかかっているんですね。ハードの能力だけでなく、それを動かすシステムプログラムが非常に重要なのですね。と、思っていたらそれだけではなく、スパコンを使用して何を計算するのか?つまりスパコンを使って何をするのか?スパコンを気軽に使用できる環境の整備、そして使用できる人材の育成も重要だということなのです。確かに昨今のIT化の流れで、いろいろシステムが職場でも導入されていますが、使用されなければ&使用できる人がいなければ全く意味のない存在となり、そしていつしか古いシステムとして放棄されてしまうことが多々あります。
技術を開発する人とその技術を使用する人、その両輪がうまく回ることで、新しい技術がどんどん発展していくのであって、どちらかが滞ってしまえば、そこで技術の発展はストップしてしまうことになるわけですね。

今回のカフェペディアの最初にスパコンを使って、「バーチャルな世界で計算し、未来を予測する」という話がありました。

未来を予測する、予測しようとするのはヒト特有の能力であると何かの書物で読んだ記憶があります。古くは占いから始まって、自然科学が発達して、ガリレ オ・ガリレイが「自然は数学という言葉で書かれている」といったように、法則と数式、計算で未来を予測しようとするのが現代の人類です。そしてその強力な 道具となるのがスーパーコンピュータなのだと思います。

先日、東京お台場にある未来科学館の展示で「”ヒト”とは、過去に思いを馳せ、未来を見据えて、今を行動できる地球上で唯一の生物である。」太田博樹、古市剛史、松沢哲朗(人類・霊長類学者)という言葉に出会いました。

スパコンの開発とそれを使用する人の関係と同じように、スパコンで予測する未来、そして手に入れた予測を使って今を行動する”ヒト”、この両輪がうまく回ることで、”ヒト”の世界は広がっていくのかもしれないなーと思いました。

実は、今回のカフェぺディア、私が語り手に時間配分をうまく伝えていなかったため、時間を延長して二部構成で行いました。事前に告知したスケジュールで遊びに来ていただいていた方には、話が途中で終わってしまったような形になってしまい大変申し訳ありませんでした。

延長した第二部の終了後も、遅くまで柴村さんにはいろいろとお話&お酒をお付き合いいただきました。

実は今回のカフェペディアで話しきれなかった内容がたくさんありまして、それが、かなりおもしろいのですが・・・。柴村さん、またの語り手よろしくお願いします。