Cafepedia(カフェぺディア)とはcafe+encyclopedia(百科事典)を合成したもので、「百科の学術」つまり生物や物理、文化や社会、芸術や音楽…etc様々な「科学」をキーワードに、様々な方々を語り手に迎え、知的好奇心をくすぐる様々な話題をつまみにして、おしゃれなカフェで飲み物を片手に楽しい時間をすごそうという企画です。

カフェに参加している人だけでなく、その場に居合わせたお店のお客さん全員が、「科学」の話をBGMにお酒を楽しめるような雰囲気を生み出す。科学夜話”Cafepedia(カフェペディア)”はそんな粋な空間を目指しています。

2011年7月1日金曜日

報告書 第三十六夜 「アングラズーラシア ~動物園のアートな挑戦~」

1月28日に開催した第三十六夜の報告書です。
横浜市立よこはま動物園ズーラシアの長倉かすみさんを語り手に迎え、開催しました。



日本には動物園と呼ばれる場所が300あるそうです。

そもそも動物園とは何ぞやということですが、

「野生動物を飼育して、一般公開している場所」

ですが、それだけでは言い方は悪いですが「見世物小屋」となんら変わらないでしょう。

現在、多くの動物園では教育活動に力を注いでいます。
と言っても、動物園によってその教育活動の方向性、方法は様々です。

動物園における教育活動を特徴づけるのは

動物の展示方法
展示している動物の種類
そしてそこで働く人

だそうです。

長倉さんのフィールドであるズーラシアは

展示方法としては本格的な生息環境展示を行っています。生息環境展示とは動物が本来の生息環境にいるところを見てもらうとともにその環境も見てもらうという展示方法ですが、私もズーラシアに来園した際に生息環境展示のスケールの大きさ、内容の徹底振りに衝撃を受けました。

広大な園内はそれぞれの動物が生息する地域ごとにゾーニングされ、それぞれのゾーンはその地域の気候風土をイメージしたデザインになっています。

熱帯雨林のゾーンの園路を歩いていると植え込みから霧が湧き出してきたり、南米地域のゾーンでは園路脇にオルメカ文明が栄えた地域で見られる人の頭の石像が転がっているなど、動物が展示されている場所以外にもこだわりがあり、園路を散策するだけでもいろいろな発見があります。周辺の雰囲気から作りこまれている点は動物園界のディズニーランド(?)という感じです。

さらに、環境の雰囲気を大事にするためお来園者からスタッフが見えないように裏側を通るなどしているそうです。


この徹底した生息環境展示にも、動物や飼育員と来園者との距離が遠くなってしまうというデメリットがあるそうです。

そして、ズーラシアでの展示動物ですが、オカピやテングザルなどの絶滅危惧種の展示が中心になっているそうです。逆に言うと一般にお馴染みの動物はあまり飼育されていないそうです。

ズーラシアはとても個性ある動物園ですが、その個性ゆえに来園者からは

キリンはいないんですか?

餌をあげられる動物はいますか?

動物に触れる場所はありますか?

などの問い合わせがあるそうです。

そこでズーラシアでは「触る」以外の感覚で動物とふれあうことはできないだろうか?といろいろな取り組みを通じて、動物を介して環境をテーマとして人が主体的に参加する場所としての可能性を探っているそうです。その取り組みをいろいろと紹介していただきました。


“なまけものLIFE“

ズーラシアにはナマケモノはいないのですが、来園者自身にナマケモノになってもらおうという企画で数名の怪しげな動きをするナマケモノパフォーマーが来園者を巻き込み、ナマケモノのスローな生活を体感してもらおうという取り組みです。


“ズーラシアの音楽”

アーティストが様々な動物の前でピアニカをならし、動物の反応を引き出して行き、ともに作曲していきます。言葉にたよらない感覚でのコミュニケーションをどう生み出し、感じていくかという取り組みです。ピアニカの音に合わせて鳴くサル(ドゥクラングール?)の声と表情が印象的でした。



音楽は動物にさわれなくてもできるコミュニケーションで、しかもヒトにも動物にも絶対的な答えがなくお互いに模索していくことが出来ることが重要ではないかと長倉さんは語られました。

ふと考えたのはヒトはペットやはたまた植木鉢のサボテンに話しかけたり、さらにはゲーム上のキャラクタと会話したりと、自分と異なる種の生物(生物にかぎりませんが)と積極的にコミュニケーションをとろうとします。ヒト以外の生物ではそのような欲求を持つ生物はいるのでしょうか?ペットを飼育した経験のある方々は迷わず、動物はコミュニケーションをとろうとしていると答えるでしょう。ペット飼育経験のない私には動物は単に環境に作用し、その効果を計っているだけではないかと、ひねくれた考えが浮かんできます。・・・そもそもコミュニケーションとはなんだろう?とわからなくなってしまいました。


“ぞうきんオカピ”

ズーラシアでは実際に動物に触れることが出来ないので、ぞうきんでつくったオカピに触れてみようという取り組みです。ふれあいが活発になるほどぞうきんオカピがぼろぼろになっていくという点が実際の動物にふれあうことと重なってなんとなく考えさせられました。


“アニマルフォトボード”

来園者が写真を撮るボードで、観光地などによくあるやつを動物園らしいデザインでつくってみようという取り組みです。ズーラシアでは来園者が関わることで完成するデザインにしようという発想でフォトボードをデザインしていきました。例えばインドゾウのパネルでは来園者が象と綱引きをしているような写真を撮ることができます。来園者が動物とこういうことをやってみたいと思うだろうなーということをフォトパネルで可能にするわけです。


その他にもさまざまな個性的な取り組みを紹介していただきました。これらの取り組みは動物園から発信するメッセージであり、メッセージを伝えていくためにの様々なデザインが組み込まれています。長倉さんは3つのデザインをあげられました。

体験のデザイン

余白、包容力のあるデザイン

インタラクティブなデザイン

これらのデザインをズーラシアではアーティストと飼育スタッフのディスカッションで実現させていったそうです。

デザインを実現させていく過程にもコミュニケーションが必要であり、その過程そのものがデザインといえるのではないかと思います。


さてさてこれらの取り組みは動物園の教育活動として展開されていったのですが、いったい動物園における教育とは何を目標とするものなのでしょう。そのあたりを最後に語っていただきました。



動物園は生き物を飼育する場所です。そこでは新しい命の誕生とともに死も日常の出来事です。ズーラシアでは開園から10年、動物園で生まれた命は582、無くなった命は515だそうです。動物園は同じような割合で生と死に出会う場所です。

長倉さんに見せていただいたVTRにはガンで弱ったハリネズミの様子が映し出されていました。そして、こう問いかけました。「このハリネズミに対してみなさんはどうしますか?」

できるかぎり延命治療をする

何もせずに自然に最後を迎える

安楽死

会場のみなさんはそれぞれの答えがあるでしょう。

さらに長倉さんは続けます。

動物園の教育、動物園らしい教育とは命が響きあう教育である。

動物園は生き方を考える場所でありたい。答えのないことを考え始めるきっかけ

大切なのは正解を決めることではなく、事実を知って、自分なりの考えをもつこと。

「自分なりの考えをもつこと」

私もとても大切なことだと思います。

今回の長倉さんの話を伺い、こう考えました。

自分なりの考えをもつには多くの人や出来事とコミュニケーションをとる必要があります。自分の中だけで悶々と考えているだけでは自分なりの考えにたどりつくことはできないと思います。さらに常にコミュニケーションを続けていれば、自分なりの考えも常に変化していきます。そうなるときっちり固まった、永遠普遍の自分なりの考えはありえないことだと思います。大切なのは自分なりの考えを持とうとする姿勢、そのために他者とそして自分自身と対話を続けることなのかもしれません。

そう考えると様々な取り組みを実現化させるために、ズーラシア、長倉さん、そして多くの人が行ってきた試行錯誤の過程そのものが、動物園の教育なのではないのかなーと思いました。


2011年最初のカフェペディア、自分自身に置き換えていろいろと考えさせられた夜でした。

長倉さん、体調不良にも関わらず、熱い思いのこもった語りをありがとうございました。

2011年6月30日木曜日

報告書 第三十五夜「素数の力!」

かなり時間が空いてしまいましたが、昨年12月7日に開催した第三十五夜の報告書です。

なぜ、時間がかかったか?言い訳させていただきます。それはこの回の内容を全て理解して書こうとしてしまったからです。これが大間違いでした。理解ではなく感じるままに書けばよかったのです。何を言っているのかわからないと思いますが、この報告書を読んでいただければなんとなくわかっていただけるのではないかと思います。と言っても相変わらず支離滅裂の文章になっているかと思いますが…。

…報告します。

第三十五夜のカフェペディアは九州大学の若山正人さんを語り手に迎え、数学をテーマに開催しました。

タイトルは「素数の力!」。

素数…。
”1とその数自身以外に割り切れない、1より大きな自然数”、学生時代、数学の時間にそのように学びました。それ以降、素数という言葉には触れたことがありません。




…と思いましたが、昆虫に興味関心のある私は”素数ゼミ”を通じて素数に触れていました。

とはいえ、それ以外には素数を考えたことはありません。その素数の”力”とは?

若山さんの話はその”力”の意味するところからはじまりました。

今回のカフェペディアで語られる「素数の力」の一つはカシミール力という数学を使って発見された物理的、微小な力。もう一つは我々の日常生活に使用されている技術としての力です。

日常生活に素数が使われている・・・?

携帯電話などの信号は情報セキュリティーのため暗号が使われているのですが、この暗号には素数が使われているということなんです。

なんと我々は常々、素数にお世話になっていたのですね。素数に思いを馳せなかった自分に反省です。

さて、この素数、いつ発見されたかというと今から2,500年程前、古代ギリシアのクロトンという町でピタゴラス学派の方々が「素数は∞個あるということを証明した」のだそうです。どうやって証明したかというと、背理法で証明していきます。つまり「素数が有限個である」と仮定して、それに矛盾があることを示し、故に素数は∞個あるということを証明するのです。えーっ、詳しい証明はネットで検索すると出てきますので省略します。

で、この素数が∞個あるということが、先に書いた「素数が暗号に利用される」と言うことにつながるわけです。暗号はつくりやすく、そしてその秘密を知らない人には解けないことが求められます。実際にどうやって素数を暗号にするかというと、大きな素数を複数設定し、それらを乗じた数を秘密のキーとするのだそうです。そうすると大きな数ですから、それが整数か素数であるのかの判定も困難になります。つまり、作りやすく、解かれにくいということになります。例えば100桁の数字が与えられて、これをすぐに因数分解、つまり素数の積で表せるか否かということです。

計算機で時間をかけて計算していけばできそうな気もしますが、現代の計算機の能力で素因数分解をするのに100年かかるのであれば、実生活では十分実用的な暗号であるということになります。

話はオイラーのゼータ関数へ…この辺りから私の理解は追いつかなくなっていきます。報告書の内容は私の理解の範囲で書いていきますので間違った理解があればご指摘ください。

まずはバーゼル問題の紹介

1+1/2+1/3+1/4+1/5+1/6+1/7+1/8+…=∞

ですが、

1+1/2^2+1/3^2+1/4^2+1/5^2+1/6^2+1/7^2+1/8^2+…=π^2/6
になるそうです。

で不思議なのがこの分数の部分が偶数乗のときはπがでてくる値になるのですが、奇数乗になるとどうなるのかは不明のままなのだそうです。

感覚的には∞個に数を足せば∞になるように思いますが、必ずしも∞にはならないんですね。


で、

スクリーン上にはさらに理解不能な式があらわれます。

"1+1+1+1+1+…"=-1/2
"1+2+3+4+5+…"=-1/12
"1^2+2^2+3^2+4^2+5^2+…"=0
"1^3+2^3+3^3+4^3+5^3+…"=1/120

普通に眺めれば、これって全部∞になるのでは…と思うのですが、よく見ると式の左辺は""でくくられています。
早速質問です。やりとりを要約すると、

「""はなんですか?」

「解析接続をするということです。」

「解析接続とは?」

「∞へと発散する式は意味がないから、式の関係性を拡張し意味を持たせるのです。」

「・・・?」

「一つの式だと意味が限られる、二つの式を組み合わせると意味する世界が広がる。解析接続とは意味を拡張するとも言えます。」

若山さんにはいろいろと図示していただき説明していただいたのですが、私の正直な感想は

「わかるようで、わからない…。」

ですが、わかるようになるために必要なことはたぶん

数式を数式として理解するのではなく、1、2、3…という個数にとらわれるのではなく、数式があらわすことをイメージとして捉えることができる感覚なのだと思いました。



若山さんはさらにわかりやすく語っていただきました。

「発散しているものにどのように意味をもたせるかが解析接続である。」

「発散を正当にくりこむ」

「見かけの∞、それだけを見ていたら何も見えてこない」

「∞をどうとらえるか?」

「∞とは状態を示すもので、∞を∞のままにしておくことは∞を傍観していることである。」

「∞になっていくことに意味をもたせる。ただし意味を持たせられない∞もある。」

いきもの脳の私としては、生態系をどうとらえるのかに似ている感覚のような気がします。自然環境もただ傍観していては何も見えません。ミクロに、マクロに、様々に関係性を変えて、その捉え方を変化させるといろいろな意味が見出されます。自然界の営みも目に見えるものではありません。背後にあるものをイメージする能力が必要です。例えば花にとまる昆虫を見てその背後にある関係性をイメージできるかということです。かなり話が飛びすぎましたが、若山さんの話を聞いて私が考えたことであります。

さてさて、話はリーマン予想、カシミール効果と続きます。

リーマン予想とは素数の分布に周期性があるということにつながる予想です。最新の計算機で試すと100万個はその予想の上にあるそうです。ですが、いくつあろうが、証明できなければ数学的には意味がありません。ということで未だにリーマン予想は証明されていません。


とここで疑問、素数の分布に周期性があることが判明したなら素数をつかった暗号はすぐに解読されれしまうのでは?

暗号の安全性は下がるけれども、現在でもリーマン予想を仮定した安全度で暗号をつくっているので、実際には問題ないそうです。ただし、革新的な計算スピードを可能にする量子コンピュータが発明されるとあぶないそうです。技術革新が行われるとさらに技術革新が必要になるのですね・・・。

続いて、もう一つの素数の力、カシミール力。
どのような力かというと。真空中に2枚の金属板を並行におくと発生する微小な力です。数学の理論によってその存在が予想されていたのですが、最近ようやく実験で測定されたのだそうです。つまり数学の理論が実際の力を現しているのです。

数学者曰く、「素数と宇宙がどちらが裂きにあったかというと、素数の方が先にあった!」

このカフェペディアが開催された2010年はカシミール力を予想したカシミール生誕101年だそうです。

ここで、若山さん一句

「素在りと目にはさやかに見えねども、空(くう)の力におどろかれぬる」(カシミール効果(真空)の歌)

この歌の元ネタは
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風のおとにぞおどろかれぬる」という古今和歌集1111首のうち169番目の歌だそうです。

リーマン予想が提出された年は1859年

出てきた数字を整理すると
この1859は素因数分解すると 1859=11×13^2=11×169
              1111=101×11

全てが関連する!
そんな記念すべき2010年は素数的にも特別な年なのでありました。

正しい命題を証明したとき、数学では「発明した」ではなく「発見した」と言うそうです。数学者、小平邦彦さん曰く、「夏目漱石の『夢十夜』にある運慶が仏像を木から掘り出す話と同じく、数学的事実は我々が知らないだけであるんです。」そういう意味で、宇宙の前に素数はあると言えるのです。

高校までの数学はこった問題がいろいろと出されますが、これは訓練でなんとかなるそうです。しかし、大学での数学は言葉の習得、概念の習得でさらに直観力というものが求められるそうです。

そういう話をうかがって思いました。世界をとらえ、表現する方法には物理学、生物学、文学、絵画、音楽などたくさんの方法があって、数学もその一つなのではないかと。人間が作り出した様々な学問はすべて世界を知りたいという欲求からはじまったものではないかと。そんなことをぼんやり考えました。

ひさびさ(十数年ぶり)の数学の話に私も含めて会場のみなさんはぐったりした様子でしたが、「久々に脳味噌がいい汗をかいた」という感じで、スポーツを楽しんだ後のような、爽快な疲労感に満たされておりました。


参加者のアンケートにも印象的な言葉がありました。「今回のカフェペディアでの話は理解は困難だったけど、詩をきいているような心地よさがあった。」

私もそう感じました。
今回のカフェペディアをきっかけに私の数学観は大きく変わり、数学関連の本を読むようになりました。が、よく理解できないことばかりですが…。数式を絵画を見たり、音楽を聴いたり、イメージとしてとらえることができるようになりたいと思っております。

若山さん、素敵な時間をありがとうございました。

2011年5月9日月曜日

お知らせ 第四十夜開催!

今回でカフェペディアは40回目!ついこの間、ノラネコの話(第一夜参照)を聞いたと思っていたのですが、あっという間ですね~(報告書が溜まりに溜まってしまうのもあっという間です・・・)

なんと今回の語り手は、3年前、2008年6月に開催した第五夜で語り手を務めていただいた竹川大介さんが再び登場です!

「ぜひともこの話題で語りたい!」という語り手からの熱いリクエストにより開催が決定した訳でありますが、

タイトルは『龍』???、しかも北九州市の中心部を流れる紫川に???

詳しい語りのテーマはあえて伏せおきます。今回は謎に満ちたタイトルに魅かれてCafepediaに遊びに来ていただければと思います。

あの竹川さんの語りです。飛び出す話題に驚きの連続ではないかと管理人も楽しみにしております。前回の開催では語りの途中にドッキリが仕込まれておりましたがまさか今回も・・・。

第四十夜 「紫川での生息が確認された『龍』の生態学

語り手 竹川 大介(北九州市立大学文学部人間関係学科教授)
     http://www.apa-apa.net/

     
開催日時  平成23年5月19日(木)
        18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~

「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。

※カフェでの飲食について
      18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
      19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
      20:30~    自由に食事をお楽しみください。
      飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
      お楽しみに!

参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)

場 所  「cream」
      北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
      TEL093-533-3311
      http://www.cream-colony.com/

座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は5/17日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。

2011年4月21日木曜日

お知らせ 第三十九夜開催!

いよいよ新しい年度が始まりました。しかしながら報告書は・・・。

気を取り直して、科学夜話Cafepedia第三十九夜、開催のお知らせです。

今回は(社)九州テレコム振興センター(KIAI)の広岡淳二さんを語り手に迎え、「情報通信技術」をテーマに開催します。

”IT”という言葉は今ではすっかり馴染み深いものになっていますが、私がパソコンをいじり始めた頃はMSXという規格のPCが全盛でありました。それを使ってBASICというコンピュータ言語を使ってブロック崩しゲームなどをプログラムするわけです。

その当時は”IT”といった言葉はもちろん聞いたこともありませんでした。電話機とカプラという装置を使って行うパソコン通信なるものもありましたが、子どもには手の届くものではなかったし、何につかうものやら”?”でした。

それが今やインターネット、携帯・・・”IT”は日常にすっかりとけこんでおります。今回のタイトルを決定するにあたって語り手の広岡さんと世話人の方々とのやりとりがいろいろとありました。広岡さんから提示されたタイトルには”IT”ではなく”ICT”と記載されていました。調べてみると”IT”は「Information Technology」ですが”ICT”は「Information and Communication Technology」だということです。「Communication」の違いですね。

私がパソコンをいじり始めた頃は、パソコン関連の情報は少なかったのですが、その分、同じ興味を持つ友達とあーでもない、こーでもないとパソコンをいじりながら情報のやり取りをしておりました。パソコンを通じて「Communication」を行っていたわけです。意味は少々違うかもしれませんが「ICT」をやっていたのかも知れません。

私の追想で前置きが長くなってしまいました・・・。

”IT”という言葉がすっかりなじんだ現在ですが、パソコンをいじっていた子どもの頃には全く想像できない世界でした。そして、これから先、”IT”はどのように進化し、どのような世界を創るのでしょうか?今回は未来に胸をときめかせる科学夜話になりそうです。

第三十九夜 「ひとつにしよう九州!~ITで明るい未来を創る~

語り手 広岡 淳二 さん
((社)九州テレコム振興センター(KIAI)事務局長)
http://www.kiai.gr.jp
     
開催日時  平成23年4月28日(木)
        18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~

「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。

※カフェでの飲食について
      18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
      19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
      20:30~    自由に食事をお楽しみください。
      飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
      お楽しみに!

参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)

場 所  「cream」
      北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
      TEL093-533-3311
      http://www.cream-colony.com/

座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は4/26日(火)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。

2011年3月21日月曜日

お詫びと訂正(至急!)

大変なミスをしてしまいました。

先日お知らせした

第三十八夜「自分を知ること、相手を理解すること~心理アセスメント入門~」
の開催日について誤りがありました。

平成23年3月23日(水)とお知らせしましたが、

正しくは平成23年3月22日(火)です。

明日の開催ですので、このサイトをご確認いただいた方々で今回のCafepediaへの参加をご検討されていらっしゃる方をご存じであればこの訂正についてお伝えいただければと思います。

なお、すでに本サイトに先日記載したお知らせ内容については訂正を行っております。
また、メーリングリストにおいても訂正の案内を送信させていただきました。

わたくし科学夜話Cafepedia世話人のミスでこのような事態になったことを深く反省するとともにお詫びします。

科学夜話Cafepedia世話人 梅野 岳

2011年3月15日火曜日

お知らせ 第三十八夜開催!

東日本大震災、いろいろと語りたいことはありますが、これが私たちの答えです。

科学夜話Cafepedia、いつものように開催します。

今回は福岡県立大学人間社会学部人間形成学科の講師で、臨床心理士でもある吉岡和子さんを語り手に迎え、臨床心理学の中でも「ロールシャッハを中心とした心理アセスメントと自分も相手も大切にするコミュニケーションであるアサーション」をテーマに開催します。

私の知識では、「ロールシャッハ」・・・なんとなく聞いたことがあります。「心理アセスメント」・・・?「アサーション」・・・??です。

今回のカフェペディアの開催に先立ち、いつものように吉岡さんにいろいろとお話を伺いました・・・。といいたいところですが、逆に私の方がいろいろな話をひきだされたという次第です。実はこれこそが臨床心理の入り口ではないのかと、勝手ながら思いました。

テーマのキーワードは専門的ですが、タイトルにあるように「自分を知ること、相手を理解すること」これに臨床心理学のアプローチがどう関わってくるのか、遠いようで、実は身近な臨床心理学の世界に今回のカフェペディアで出会えると思います。

第三十八夜 「自分を知ること、相手を理解すること~心理アセスメント入門~

語り手 吉岡 和子 さん
(福岡県立大学 人間社会学部 人間形成学科)
     
開催日時  平成23年3月22日(火)
        18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~

「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。

※カフェでの飲食について
      18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
      19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
      20:30~    自由に食事をお楽しみください。
      飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
      お楽しみに!

参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)

場 所  「cream」
      北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
      TEL093-533-3311
      http://www.cream-colony.com/

座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は3/21日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。

2011年2月15日火曜日

お知らせ 第三十七夜開催!


前二回分の報告書がまだですが・・・。
なんと今月開催で科学夜話Cafepediaは三周年を迎えます!

「えっ!もうそんなになるの?」というのが、私の正直な感想です。

私自身のことでふりかえってみると、次から次へと
科学夜話Cafepediaで出会う新しい世界をきっかけに自分の世界が広がった!というよりも様々な視点から自分の世界を考えるきっかけに出会い、より自分の世界を深く知り、そしてまだまだ自分の世界をよく知らないことに気づくようになりました。これからもどのうような人のどのような世界に出会えるのか楽しみであります。

「カフェペディアの準備、大変ですね。」と、よく言われますが、私がやっているのはお知らせを流したり、勝手気ままな報告書を書いたりするだけなのであります。
これまで科学夜話Cafepediaが続いてきたのはボランタリーな(voluntary:〈人・行動など〉自由意志から出た,自発的な,自由意志をもった[によっ て行動する].)活動として、語り手の方、会場のcreamにも多くのご協力をいただくとともに、参加者も含めその場に集う全員のボランタリーな意思でつ くりあげられているということが大きな原動力になっています。これからも科学夜話 Cafepediaがみんなで作り上げる、より素敵な場として続いていくため、みなさんと楽しんでいければと思います。

で、四年目と突入する今回の科学夜話Cafepediaテーマは「超伝導」です!

超伝導!

私の中では液体窒素なんかで超伝導体と呼ばれる物質を冷やすと電気抵抗がゼロになって、その上に磁石がぷかぷか浮いているというイメージが浮かびますが、それ以上は・・・「?」です。

ということで今回の開催に先立ちまして、今回の語り手、福岡大学の西田さんの研究室にうかがい、打ち合わせと称してあれやこれやとカフェペディア開催の前に楽しませていただきました。そのときの様子がこれです!


浮いています!

「磁石を同じ極で向かい合わせれば反発し合って浮くじゃないか!」って思う方もいるかもしれませんが、何の支えもなく一点で浮き続けさせることはできません。やってみてください。それが超伝導の状態になると写真のようになるんです!これはピン止め効果と・・・詳しい話と私の感じたこの驚きはぜひカフェペディアで体感していただければと思います。ということで、前置きが長くなりましたがお知らせです。

第三十七夜 「不思議な現象、超伝導。そのヒミツに迫る!!

語り手 西田 昭彦 さん
(福岡大学理学部物理科学科超伝導物性 教授)
     http://www.sp.fukuoka-u.ac.jp/section/solid2/nishida/mokuji.htm
     
開催日時  平成23年2月23日(水)
        18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~

「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。

※カフェでの飲食について
      18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
      19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
      20:30~    自由に食事をお楽しみください。
      飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
      お楽しみに!

参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)

場 所  「cream」
      北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
      TEL093-533-3311
      http://www.cream-colony.com/

座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は2/21日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。

連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。