18:00開場~19:00開演までの間のカフェペディアメニューの発表です!
●ディナーセット \1250(1drink、プチサラダ付) 3種類よりお選びください。
・キーマカレー
・ベーコンと焼きナスのトマトソースパスタ
・ソーセージとカブのポトフ(バケット付き)
●デザートセット \750(1drink付)
・栗のパウンドケーキ
・キャラメルチーズケーキ
・くるみのガトーショコラ
これ以外のお客様はドリンクのみのオーダーとなります。また、19:00~20:30の時間帯はドリンクのみのオーダー、講演終了後は通常メニューとなります。
2010年12月6日月曜日
2010年11月25日木曜日
お知らせ 第三十五夜開催!
昨夜、第三十四夜が開催されたばかりですが、第三十五夜のお知らせです。
報告書作成、滞っています…。
今回のカフェペディアもはじめてのテーマ、なんと「数学」です!
語り手は九州大学数理学研究院 主幹教授 若山 正人さんです。
「数学」はちょっと苦手・・・という方が多いのでは、私も今回のカフェペディアの話を若山さんにお願いし、快諾を頂いたのはいいものの、「数学-っ」と不安に思っていました。、
ということで、早速、若山さんの研究室にお邪魔し、いろいろとお話を伺いました。
学問としての数学から離れて十数年、私の頭もフル回転です。
初歩的な私の質問にも、若山さんは丁寧にお答えいただき、学生時代にひたすら試験問題ばかりを解いていた数学とは全く違った、「数学の世界」の深さ、数学で世界を見ることのおもしろさに引き込まれていきました。
数学というと思考の世界でひたすら論理的に組み立てられていくものだと言うイメージですが、実は現在、数学界を取り巻く状況は大きく変化しているそうで、なんと思考の追求である数学が現実の世界での未知なる力を発見するきっかけになったというのです。さらっと書きましたがこれってすごいことです。観察→発見!→思考→理論化ではなく、思考→理論化→観察→発見!なのですから、思考とは一体何なのだろう?と新たな疑問がわきあがってきます。
と、一足先に若山さんのお話を伺った私、管理人は一人興奮していますが、つまりはそんな世界に出会えるのが今回のカフェペディアということです。
先日、たまたま深夜つけたTVでNHK「素数に囚われた人々」という番組を見ました。これはオススメです。今回のカフェペディアの前に見ておくとさらにカフェペディアが楽しめるかも。NHKオンデマンドで配信しています。
http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2010020522SA000/
第三十五夜 「素数の力!」
語り手 若山 正人 さん
(九州大学数理学研究院 主幹教授、九州大学産業数理技術研究センター センター長)
http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~wakayama/
開催日時 平成22年12月7日(火)
18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~
「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は12/3日(金)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
報告書作成、滞っています…。
今回のカフェペディアもはじめてのテーマ、なんと「数学」です!
語り手は九州大学数理学研究院 主幹教授 若山 正人さんです。
「数学」はちょっと苦手・・・という方が多いのでは、私も今回のカフェペディアの話を若山さんにお願いし、快諾を頂いたのはいいものの、「数学-っ」と不安に思っていました。、
ということで、早速、若山さんの研究室にお邪魔し、いろいろとお話を伺いました。
学問としての数学から離れて十数年、私の頭もフル回転です。
初歩的な私の質問にも、若山さんは丁寧にお答えいただき、学生時代にひたすら試験問題ばかりを解いていた数学とは全く違った、「数学の世界」の深さ、数学で世界を見ることのおもしろさに引き込まれていきました。
数学というと思考の世界でひたすら論理的に組み立てられていくものだと言うイメージですが、実は現在、数学界を取り巻く状況は大きく変化しているそうで、なんと思考の追求である数学が現実の世界での未知なる力を発見するきっかけになったというのです。さらっと書きましたがこれってすごいことです。観察→発見!→思考→理論化ではなく、思考→理論化→観察→発見!なのですから、思考とは一体何なのだろう?と新たな疑問がわきあがってきます。
と、一足先に若山さんのお話を伺った私、管理人は一人興奮していますが、つまりはそんな世界に出会えるのが今回のカフェペディアということです。
先日、たまたま深夜つけたTVでNHK「素数に囚われた人々」という番組を見ました。これはオススメです。今回のカフェペディアの前に見ておくとさらにカフェペディアが楽しめるかも。NHKオンデマンドで配信しています。
http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2010020522SA000/
第三十五夜 「素数の力!」
語り手 若山 正人 さん
(九州大学数理学研究院 主幹教授、九州大学産業数理技術研究センター センター長)
http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~wakayama/
開催日時 平成22年12月7日(火)
18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~
「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は12/3日(金)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
第三十四夜のカフェペディアメニュー・・・報告です。
昨夜行われた、第三十四夜のカフェペディアメニューのお知らせを掲載するのを忘れていました…。
ということで報告です。
●ディナーセット \1250(1drink、プチサラダ付) 3種類よりお選びください。
・キーマカレー
・鶏とほうれん草のトマトソースパスタ
・紫咲米入り、海老としめじのピラフプレート
●デザートセット \750(1drink付)
・栗のパウンドケーキ
・バナナのチーズケーキ
・くるみのガトーショコラ
ということで報告です。
●ディナーセット \1250(1drink、プチサラダ付) 3種類よりお選びください。
・キーマカレー
・鶏とほうれん草のトマトソースパスタ
・紫咲米入り、海老としめじのピラフプレート
●デザートセット \750(1drink付)
・栗のパウンドケーキ
・バナナのチーズケーキ
・くるみのガトーショコラ
2010年11月17日水曜日
お知らせ 第三十四夜開催!
前回の報告書はまだですが・・・。
第三十四夜開催のお知らせです!
今回のテーマは「建築」!カフェペディアでは初めてのテーマです。西日本工業大学デザイン学部建築学科 准教授、倉方俊輔さんを語り手に迎えての開催です。
実は本日、語り手の倉方さんの研究室にお伺いし、いろいろとお話をさせていただきました。
「建築物」と「建築」は違うんだよねー・・・。などなど私自身の中で「建築」というもののイメージがずいぶんと変化した、というかすごく腑に落ちました。
タイトルを良く見てください。”建築家のお仕事”ではなく”建築史家のお仕事”です。
建築史家はどのように建築を見ているのか?きっとみなさんも”たてもの”を見る眼が変わるはずです。倉方さんの研究室からの帰りに見た小倉の町並みは今までと少し違った感じがしました。
第三十四夜 「建築史家のお仕事 ― 身近なたてものを見る眼」
語り手 倉方 俊輔 さん
(西日本工業大学デザイン学部建築学科 准教授)
http://kntkyk.blog24.fc2.com/
開催日時 平成22年11月24日(水)
18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~
「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は11/22日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
第三十四夜開催のお知らせです!
今回のテーマは「建築」!カフェペディアでは初めてのテーマです。西日本工業大学デザイン学部建築学科 准教授、倉方俊輔さんを語り手に迎えての開催です。
実は本日、語り手の倉方さんの研究室にお伺いし、いろいろとお話をさせていただきました。
「建築物」と「建築」は違うんだよねー・・・。などなど私自身の中で「建築」というもののイメージがずいぶんと変化した、というかすごく腑に落ちました。
タイトルを良く見てください。”建築家のお仕事”ではなく”建築史家のお仕事”です。
建築史家はどのように建築を見ているのか?きっとみなさんも”たてもの”を見る眼が変わるはずです。倉方さんの研究室からの帰りに見た小倉の町並みは今までと少し違った感じがしました。
第三十四夜 「建築史家のお仕事 ― 身近なたてものを見る眼」
語り手 倉方 俊輔 さん
(西日本工業大学デザイン学部建築学科 准教授)
http://kntkyk.blog24.fc2.com/
開催日時 平成22年11月24日(水)
18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~
「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は11/22日(月)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
2010年10月24日日曜日
三十三夜のカフェペディアメニュー
18:00開場~19:00開演までの間のカフェペディアメニューの発表です!
●ディナーセット \1250(1drink、プチサラダ付) 3種類よりお選びください。
・キーマカレー
・鶏と焼きナスの和風パスタ
・チーズオムレツ(バケット付き)
●デザートセット \750(1drink付)
・栗のパウンドケーキ
・バナナのチーズケーキ
・くるみのガトーショコラ
これ以外のお客様はドリンクのみのオーダーとなります。また、19:00~20:30の時間帯はドリンクのみのオーダー、講演終了後は通常メニューとなります
●ディナーセット \1250(1drink、プチサラダ付) 3種類よりお選びください。
・キーマカレー
・鶏と焼きナスの和風パスタ
・チーズオムレツ(バケット付き)
●デザートセット \750(1drink付)
・栗のパウンドケーキ
・バナナのチーズケーキ
・くるみのガトーショコラ
これ以外のお客様はドリンクのみのオーダーとなります。また、19:00~20:30の時間帯はドリンクのみのオーダー、講演終了後は通常メニューとなります
2010年10月6日水曜日
お知らせ 第三十三夜開催!
秋も深まり、「涼しい」を通り越して、「寒い」と感じるようになりました。
9月はカフェペディア、沈黙しておりましたが、実は新企画のお試し実施を行っていたのです。どんな企画か?それはまた改めて報告させていただきます。
ということで、前回の開催より、二ヶ月近くお待たせしましたが、第三十三夜開催のお知らせです!
今回のテーマは「鉱物、ヒスイ」!!
北九州市立自然史・歴史博物館 いのちのたび博物館の岩石・鉱物・鉱床担当学芸員である森 康さんを語り手に迎えての開催です!
「ヒスイ」は漢字で書くと「翡翠」。鳥の「カワセミ」を漢字で書くと同じく「翡翠」です。ちょっと調べてみると鉱物の「ヒスイ」はカワセミの羽の色に由来して名づけられたのだそうです。生きものに興味のある私、管理人はカワセミの姿形はすぐに思い出せるのですが、鉱物「ヒスイ」は・・・。たしか日本史でヒスイでつくられた勾玉が古墳から出土するとか、漢文で「完璧」の故事が出た際に「璧」とはヒスイでできた宝物であるとか習った記憶があります。しかしながら、実物を見たことがありません。と言うより、見たことはあるかもしれませんが、ヒスイとして認識して見たことがありません。
森さんのお話によると鉱物ヒスイがどうやって出来るのかは多くの謎に包まれていて、多くの岩石学者や鉱物学者がこの謎に挑んでいるのだそうです。宝石としての魅力だけでなく、科学的魅力まで兼ね備えている存在なんですねー。興味津々です。早速、博物館に行って、実物のヒスイをじっくり見たいと思います。
第三十三夜 「”翡翠(ひすい)”のロマン~東洋の宝石の謎を追う!」
語り手 森 康 さん
(北九州市立自然史・歴史博物館 いのちのたび博物館)
http://www.kmnh.jp/staff/mori.html
開催日時 平成22年10月25日(月)
18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~
「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は10/22日(金)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
9月はカフェペディア、沈黙しておりましたが、実は新企画のお試し実施を行っていたのです。どんな企画か?それはまた改めて報告させていただきます。
ということで、前回の開催より、二ヶ月近くお待たせしましたが、第三十三夜開催のお知らせです!
今回のテーマは「鉱物、ヒスイ」!!
北九州市立自然史・歴史博物館 いのちのたび博物館の岩石・鉱物・鉱床担当学芸員である森 康さんを語り手に迎えての開催です!
「ヒスイ」は漢字で書くと「翡翠」。鳥の「カワセミ」を漢字で書くと同じく「翡翠」です。ちょっと調べてみると鉱物の「ヒスイ」はカワセミの羽の色に由来して名づけられたのだそうです。生きものに興味のある私、管理人はカワセミの姿形はすぐに思い出せるのですが、鉱物「ヒスイ」は・・・。たしか日本史でヒスイでつくられた勾玉が古墳から出土するとか、漢文で「完璧」の故事が出た際に「璧」とはヒスイでできた宝物であるとか習った記憶があります。しかしながら、実物を見たことがありません。と言うより、見たことはあるかもしれませんが、ヒスイとして認識して見たことがありません。
森さんのお話によると鉱物ヒスイがどうやって出来るのかは多くの謎に包まれていて、多くの岩石学者や鉱物学者がこの謎に挑んでいるのだそうです。宝石としての魅力だけでなく、科学的魅力まで兼ね備えている存在なんですねー。興味津々です。早速、博物館に行って、実物のヒスイをじっくり見たいと思います。
第三十三夜 「”翡翠(ひすい)”のロマン~東洋の宝石の謎を追う!」
語り手 森 康 さん
(北九州市立自然史・歴史博物館 いのちのたび博物館)
http://www.kmnh.jp/staff/mori.html
開催日時 平成22年10月25日(月)
18:00開場~、19:30語り手の話~、20:30フリータイム~
「語り手の話」前後には語り手とのフリートークをお楽しみください。
※カフェでの飲食について
18:00~19:00 自由に食事をお楽しみください。
19:30~20:30 ドリンクのみご注文できます。
20:30~ 自由に食事をお楽しみください。
飲食メニューについては後日、改めてお知らせします。
お楽しみに!
参加費 無料(飲食については各自でお支払いください。)
場 所 「cream」
北九州市小倉北区馬借1丁目15-8藤本ビル1F
TEL093-533-3311
http://www.cream-colony.com/
座席などの準備のため、事前におおよその参加人数を把握必要があるため、現段階で参加します。という方は10/22日(金)までにpost@cafepedia.net 担当 梅野 までご連絡ください。
連絡なしでも参加できますので、「急に時間が空いた!」、「今日はちょっと寄り道して帰ろうかな・・・」などなど、お気軽にご参加ください。
2010年10月5日火曜日
報告書 第三十二夜「夫婦の絆と危機:サンゴ礁の一夫一妻、ミスジチョウチョウウオの生活」
開催から1ヶ月以上たってしまいました・・・。ようやく報告書アップです。
8/26(木)に帝京科学大学アニマルサイエンス学科の藪田さんを語り手に向え、「エソロジー=動物行動学」をテーマにカフェペディアを開催しました。

私が最初に「動物行動学」という言葉に出会ったのは、確か高校時代に読んだコンラート・ローレンツの著書「ソロモンの指輪」です。この本を手に取ったのは動物行動学に興味があった!のではありません。当時、「指輪物語」(映画、ロードオブザリングの原作です。)や「ゲド戦記」などのファンタジー小説にはまっていた私は動物と話せる不思議な指輪、「ソロモン王の指輪」を冠する本(しかもファンタジー小説をたくさん出版している早川書房です)をファンタジー小説だと勘違いして図書館で借りたわけですが、もちろん内容はまったくファンタジーではありませんでした。しかしながら丁度、生物の授業で出てきた「刷り込み」という用語が、「ソロモンの指輪」の中ではコンラート・ローレンツ博士が動物たちとの生活を通じた体験からどうやって見出され、理論となったのかがファンタジー小説以上にわくわくさせる展開で書かれていて、教科書の中の「刷り込み」という「用語」が私の中で奥行きのある「言葉」として理解されたことが強く印象に残っています。
出だしから私的な思い出話になってしまいましたが、今回の藪田さんにはチョウチョウウオの行動観察を通じて、発見した理論を話していただいたのですが、「なるほどそういう理論なんだ」という面白さの部分もありましたが、それ以上に私は藪田さんという人がその理論にたどり着くまでの物語を堪能した!という感じがすごく面白く感じました。それはまさに「ソロモンの指輪」を読んだときの感覚と同じだったのです。
と、いきなりまとめっぽいことを書いてしまいましたが、報告を続けます。
まずは動物行動学(エソロジー)とは何か?
動物の行動を研究する生物学である。
さらに言うなれば、自由な生活をする動物の自然の行動を研究する学問であります。
で、その根底にあるのは全ての動物はそれぞれ固有の行動をもち、それらは遺伝的である。ということは、種に固有の行動は進化の産物である。つまりは行動も遺伝し、それは進化の産物であるという考えにたどり着きます。
さらっと書きましたが、これってよくよく考えると思考のブラックホールに引き込まれていきます。私の中でも「行動は遺伝するのか?」という点は、その話題をツマミに一晩どころか一生、語れるのではないかと思うほど、深い問いです。
そんな深い問いへと迫る方法の一つが動物行動学なのであります。
藪田さんは沖縄の海に潜る日々の中(?)でチョウチョウウオがいつも二匹で泳いでいて、しかもそれが雄雌のペアであることに気づき、チョウチョウウオが一夫一妻であるのではないかと思うわけですが、それを調べるためにはさてどうすればよいか?
二匹を追いかけて産卵するのを目撃する!これこそが確実な証明になるわけです。
といっても水中を自由自在に泳ぐチョウチョウウオを探偵のごとく、相手に気づかれることなく尾行し、証拠現場を押さえるわけですから、そこには並々ならぬ苦労があるわけです。
最初に追っかけていたのはフウライチョウチョウウオなのですが、この種は浅瀬から深い外海まで泳ぎまくるため追跡はかなり困難で、2年間追っかけても成果はゼロ。そこで相手をミスジチョウチョウウオに変えたらなんと次の日に一夫一妻での繁殖行動を目撃!
藪田さん曰く、「フィールドワークは運!」だそうです。
が、”運”というやつはただ待っていてもやってくるわけではないと思います。宝くじも買わないと当たりません。私も時々、昆虫写真を撮りに野外を歩くわけですが、ただ歩いていても、おおーっという出会いはなく、かといってがつがつ探していても出会うことはめったにありません。一生懸命目当ての昆虫を探していて、結局見つからずに、今日はだめだなーと思いながらの帰り道に目当ての昆虫ではないけど別の魅力的な昆虫に出会い、ラッキーということがよくあります。といっても野外をうろついていなければ出会わなかったわけだし、たまたま出会った昆虫に魅力を感じなければ、ラッキーとも思わなかったわけだし、要は、そこらに転がっている運を捉えることが出来る感覚を磨き、そして広げていることが運に出会うことなんじゃないのかなーと思います。と、話が思いっきりそれた感じがありますが、藪田さんがミズジチョウチョウウオの繁殖行動を目撃できたのは、その前にミスジチョウチョウウオの個体識別を行っていたからこその”運”であるのだと思います。

さて、フウライチョウチョウウオでは繁殖行動の目撃ができず、なぜミスジチョウチョウウオは目撃できたのか?さらに目撃を重ねていくと、ミスジチョウチョウウオは外海に出ないで浅瀬で産卵している。さらにある特定の場所でよく産卵するということに藪田さんは気づきます。そこででてくる疑問はなぜそこが産卵の人気箇所なのか?その周辺の潮流を調べると、その産卵人気スポットは外海へ向う流れが生じる場所であることがわかります。生んだ卵を天敵の少ない外海に早く流れ出すため、外海へと潮が流れる場所が産卵の人気スポットとなるわけです。と、さらっと書きましたが、この発見にたどり着くまでの嵐の海でのかなり危険な調査エピソードが語られたのですが、私のつたない文章ではそのどきどきわくわく感が伝わらないので書かないことにします。
さて、チョウチョウウオは一夫一妻ばかりかというとそうではなく、ヤリカタギというチョウチョウウオの仲間は一夫多妻なのだそうです。このヤリカタギの調査時にも、雷の鳴る暗闇の海で金属製ボンベを担いだ調査という恐怖の体験を明るく語っていただいたのですが、それも私の文章では表現できないので書かないことにします。

さて、一夫一妻の証拠現場を押さえられたミスジチョウチョウウオですが、彼らは2匹が出会うと「体をS字に曲げて、相手に体の側面を見せて、頭を下げる」というディスプレイ行動を行います。で、このディスプレイ行動には一連の流れがあって、相手が近づいてくる→ディスプレイする→相手はディスプレイし返す。というパターンになるのですが、ディスプレイした相手がディスプレイし返さなかった場合は攻撃を始める、もしくは逃げ出す行動をとることが観察されました。で、一夫一妻のパートナー同士であればもちろん攻撃しないはずなのですが、時たま攻撃するということがあったそうです。そこで、パートナーを攻撃したのはパートナーを見間違えたからだと仮説を立て、間違える確率を「どちらが間違えるのか」とか「どの方向から近づくか」などといった要因を組み入れて数式化し、実際の観察された行動から数値を入力するとその数式が当てはまり、パートナーへの攻撃は見間違えであるという仮説が正しいらしいということがわかったそうです。
それまでの発見へいたる話が「追跡して目撃する」といったアクション映画風の展開であったのが、一転し仮説を数式化し、それを目撃と照らし合わせて証明するという「ガリレオ」(福山雅治主演でドラマ化された)ばりの推理ドラマの展開に数式を説明する藪田さんの姿が福山雅治演じる湯川准教授に見えました。一方で、行動が数式で証明されるということに納得しつつも、自然界の様々な現象を表現する数式とはいったい何者なんだろうという新たな疑問が沸き起こったりもしました。

さて、チョウチョウウオのディスプレイはパートナー間の攻撃を回避、予防するわけですが、どうしてこのような行動が生じたのか?という新たな疑問が生まれます。そこで紹介されたのが「動機付けの葛藤仮説」です。
遠くから相手が近寄ってきたとき、パートナーかどうかよくわかりません。そのとき近寄られるチョウチョウウオには「逃げたい!」という欲求と「攻撃するぞ!」という欲求が沸き起こります。どちらか一方の欲求だけが沸き起こるのではなく、相反する両方の欲求が沸き起こり、「逃げたい!」という欲求が強ければ逃げるし、「攻撃するぞ!」という欲求が強ければ攻撃することになるのですが、それでは両方の欲求が同じであればどうなるか、葛藤に葛藤し・・・「ディスプレイ」するという行動にでるわけです。ディスプレイで時間稼ぎをすることで、相手の行動を量ることができるわけです。極端に白黒つける行動をとるのではなく、その間の行動をとる。それがディスプレイという行動を進化させていったというわけです。
この話の途中で藪田さんがおもむろに紹介した言葉がこれです。
「Yes or Noとせまられたら、胸を張って”Or!”と答えればいいんです!」
落語家の立川志の輔さんが普天間基地の問題に対して語った言葉だそうです。
日本社会に生きる人間としてこの言葉はしっくりきます。
相手のこととか自分のこととかいろいろ考えると全体的にしっくりくる答えは”Or”だよなーっということは多々あります。

藪田さん曰く、進化とは完全に合理的なものかというと、そうではなくて不合理なものの上になんとか合理的なものを積み上げているようなもので、それがまた不合理になればさらになんとか合理的なものを積み重ねていく。それが進化。だからこそ”Or”=ディスプレイという行動も進化していくのです。
「不合理の上に合理を積み重ねていく、これの繰り返し。」何が合理的で何が不合理かという判断の尺度は抜きにして、すごくわかります。私は骨格標本作りをやることがあるのですが、生物の体は進化の過程で先祖となる生物の体をベースに変化が生じていくわけですが、様々な骨を見るとうまく体をつくっているけど、けっこう無理しているなーと思うことが多々あります。ハトの骨格を見て、ペンギンやダチョウの骨を見るとせっかく空を飛べる骨格になったのに、なんで無理してこんな体にしたんだろう?でもうまい具合にやってるなーとつくづく思います。様々な哺乳類の骨格を見ると人間の骨格なんて、不合理すぎです。
生息環境が寒ければ毛深いほうが合理的であり、暑くなれば毛深いのは不合理です。何が合理的でなにが不合理かはその時々で変化するわけであって、その時々で合理的を追求しすぎてしまうと変化に対応できなくなります。不合理をたくさん抱えているほうが環境の変化に対応できる可能性が高く、変化する環境の中では不合理こそが合理的なのでは・・・何を言っているか分からなくなりました。
体の構造と同様に行動も進化するものであるのであれば、変化する環境に適応するため不合理を抱え込む行動、”Or”の行動が生まれるのは納得であります。
こうやって報告書を書いていると、頭の中ではなんとなくわかっているのですが、きちっと合理的な文章としてなかなか表現できません。が、胸を張ってこう書きたいと思います。私の文章は”Or”なんです。なんかうまく自分の文章のつたなさをごまかしたような気がしないでもありませんが・・・。
語りの時間終了後はアフターカフェペディア、経験、話はあっちこっちへと流れながら、本編の語りに加えてさらに私は深~い、深~い思考へといざなわれていきました。

追伸
藪田さんから会場でも紹介がありましたが、様々な動物の行動の映像をみんなで投稿し、共用しようという動物行動の映像データベースhttp://www.momo-p.com/があります。いろいろな動物のいろいろな行動を見ることができます。私も自然教室の子どもたちと動物行動を撮影し投稿したいと思います。みなさんも見るだけでなく撮影&投稿してみましょう!
8/26(木)に帝京科学大学アニマルサイエンス学科の藪田さんを語り手に向え、「エソロジー=動物行動学」をテーマにカフェペディアを開催しました。

私が最初に「動物行動学」という言葉に出会ったのは、確か高校時代に読んだコンラート・ローレンツの著書「ソロモンの指輪」です。この本を手に取ったのは動物行動学に興味があった!のではありません。当時、「指輪物語」(映画、ロードオブザリングの原作です。)や「ゲド戦記」などのファンタジー小説にはまっていた私は動物と話せる不思議な指輪、「ソロモン王の指輪」を冠する本(しかもファンタジー小説をたくさん出版している早川書房です)をファンタジー小説だと勘違いして図書館で借りたわけですが、もちろん内容はまったくファンタジーではありませんでした。しかしながら丁度、生物の授業で出てきた「刷り込み」という用語が、「ソロモンの指輪」の中ではコンラート・ローレンツ博士が動物たちとの生活を通じた体験からどうやって見出され、理論となったのかがファンタジー小説以上にわくわくさせる展開で書かれていて、教科書の中の「刷り込み」という「用語」が私の中で奥行きのある「言葉」として理解されたことが強く印象に残っています。
出だしから私的な思い出話になってしまいましたが、今回の藪田さんにはチョウチョウウオの行動観察を通じて、発見した理論を話していただいたのですが、「なるほどそういう理論なんだ」という面白さの部分もありましたが、それ以上に私は藪田さんという人がその理論にたどり着くまでの物語を堪能した!という感じがすごく面白く感じました。それはまさに「ソロモンの指輪」を読んだときの感覚と同じだったのです。
と、いきなりまとめっぽいことを書いてしまいましたが、報告を続けます。
まずは動物行動学(エソロジー)とは何か?
動物の行動を研究する生物学である。
さらに言うなれば、自由な生活をする動物の自然の行動を研究する学問であります。
で、その根底にあるのは全ての動物はそれぞれ固有の行動をもち、それらは遺伝的である。ということは、種に固有の行動は進化の産物である。つまりは行動も遺伝し、それは進化の産物であるという考えにたどり着きます。
さらっと書きましたが、これってよくよく考えると思考のブラックホールに引き込まれていきます。私の中でも「行動は遺伝するのか?」という点は、その話題をツマミに一晩どころか一生、語れるのではないかと思うほど、深い問いです。
そんな深い問いへと迫る方法の一つが動物行動学なのであります。
藪田さんは沖縄の海に潜る日々の中(?)でチョウチョウウオがいつも二匹で泳いでいて、しかもそれが雄雌のペアであることに気づき、チョウチョウウオが一夫一妻であるのではないかと思うわけですが、それを調べるためにはさてどうすればよいか?
二匹を追いかけて産卵するのを目撃する!これこそが確実な証明になるわけです。
といっても水中を自由自在に泳ぐチョウチョウウオを探偵のごとく、相手に気づかれることなく尾行し、証拠現場を押さえるわけですから、そこには並々ならぬ苦労があるわけです。
最初に追っかけていたのはフウライチョウチョウウオなのですが、この種は浅瀬から深い外海まで泳ぎまくるため追跡はかなり困難で、2年間追っかけても成果はゼロ。そこで相手をミスジチョウチョウウオに変えたらなんと次の日に一夫一妻での繁殖行動を目撃!
藪田さん曰く、「フィールドワークは運!」だそうです。
が、”運”というやつはただ待っていてもやってくるわけではないと思います。宝くじも買わないと当たりません。私も時々、昆虫写真を撮りに野外を歩くわけですが、ただ歩いていても、おおーっという出会いはなく、かといってがつがつ探していても出会うことはめったにありません。一生懸命目当ての昆虫を探していて、結局見つからずに、今日はだめだなーと思いながらの帰り道に目当ての昆虫ではないけど別の魅力的な昆虫に出会い、ラッキーということがよくあります。といっても野外をうろついていなければ出会わなかったわけだし、たまたま出会った昆虫に魅力を感じなければ、ラッキーとも思わなかったわけだし、要は、そこらに転がっている運を捉えることが出来る感覚を磨き、そして広げていることが運に出会うことなんじゃないのかなーと思います。と、話が思いっきりそれた感じがありますが、藪田さんがミズジチョウチョウウオの繁殖行動を目撃できたのは、その前にミスジチョウチョウウオの個体識別を行っていたからこその”運”であるのだと思います。

さて、フウライチョウチョウウオでは繁殖行動の目撃ができず、なぜミスジチョウチョウウオは目撃できたのか?さらに目撃を重ねていくと、ミスジチョウチョウウオは外海に出ないで浅瀬で産卵している。さらにある特定の場所でよく産卵するということに藪田さんは気づきます。そこででてくる疑問はなぜそこが産卵の人気箇所なのか?その周辺の潮流を調べると、その産卵人気スポットは外海へ向う流れが生じる場所であることがわかります。生んだ卵を天敵の少ない外海に早く流れ出すため、外海へと潮が流れる場所が産卵の人気スポットとなるわけです。と、さらっと書きましたが、この発見にたどり着くまでの嵐の海でのかなり危険な調査エピソードが語られたのですが、私のつたない文章ではそのどきどきわくわく感が伝わらないので書かないことにします。
さて、チョウチョウウオは一夫一妻ばかりかというとそうではなく、ヤリカタギというチョウチョウウオの仲間は一夫多妻なのだそうです。このヤリカタギの調査時にも、雷の鳴る暗闇の海で金属製ボンベを担いだ調査という恐怖の体験を明るく語っていただいたのですが、それも私の文章では表現できないので書かないことにします。

さて、一夫一妻の証拠現場を押さえられたミスジチョウチョウウオですが、彼らは2匹が出会うと「体をS字に曲げて、相手に体の側面を見せて、頭を下げる」というディスプレイ行動を行います。で、このディスプレイ行動には一連の流れがあって、相手が近づいてくる→ディスプレイする→相手はディスプレイし返す。というパターンになるのですが、ディスプレイした相手がディスプレイし返さなかった場合は攻撃を始める、もしくは逃げ出す行動をとることが観察されました。で、一夫一妻のパートナー同士であればもちろん攻撃しないはずなのですが、時たま攻撃するということがあったそうです。そこで、パートナーを攻撃したのはパートナーを見間違えたからだと仮説を立て、間違える確率を「どちらが間違えるのか」とか「どの方向から近づくか」などといった要因を組み入れて数式化し、実際の観察された行動から数値を入力するとその数式が当てはまり、パートナーへの攻撃は見間違えであるという仮説が正しいらしいということがわかったそうです。
それまでの発見へいたる話が「追跡して目撃する」といったアクション映画風の展開であったのが、一転し仮説を数式化し、それを目撃と照らし合わせて証明するという「ガリレオ」(福山雅治主演でドラマ化された)ばりの推理ドラマの展開に数式を説明する藪田さんの姿が福山雅治演じる湯川准教授に見えました。一方で、行動が数式で証明されるということに納得しつつも、自然界の様々な現象を表現する数式とはいったい何者なんだろうという新たな疑問が沸き起こったりもしました。

さて、チョウチョウウオのディスプレイはパートナー間の攻撃を回避、予防するわけですが、どうしてこのような行動が生じたのか?という新たな疑問が生まれます。そこで紹介されたのが「動機付けの葛藤仮説」です。
遠くから相手が近寄ってきたとき、パートナーかどうかよくわかりません。そのとき近寄られるチョウチョウウオには「逃げたい!」という欲求と「攻撃するぞ!」という欲求が沸き起こります。どちらか一方の欲求だけが沸き起こるのではなく、相反する両方の欲求が沸き起こり、「逃げたい!」という欲求が強ければ逃げるし、「攻撃するぞ!」という欲求が強ければ攻撃することになるのですが、それでは両方の欲求が同じであればどうなるか、葛藤に葛藤し・・・「ディスプレイ」するという行動にでるわけです。ディスプレイで時間稼ぎをすることで、相手の行動を量ることができるわけです。極端に白黒つける行動をとるのではなく、その間の行動をとる。それがディスプレイという行動を進化させていったというわけです。
この話の途中で藪田さんがおもむろに紹介した言葉がこれです。
「Yes or Noとせまられたら、胸を張って”Or!”と答えればいいんです!」
落語家の立川志の輔さんが普天間基地の問題に対して語った言葉だそうです。
日本社会に生きる人間としてこの言葉はしっくりきます。
相手のこととか自分のこととかいろいろ考えると全体的にしっくりくる答えは”Or”だよなーっということは多々あります。

藪田さん曰く、進化とは完全に合理的なものかというと、そうではなくて不合理なものの上になんとか合理的なものを積み上げているようなもので、それがまた不合理になればさらになんとか合理的なものを積み重ねていく。それが進化。だからこそ”Or”=ディスプレイという行動も進化していくのです。
「不合理の上に合理を積み重ねていく、これの繰り返し。」何が合理的で何が不合理かという判断の尺度は抜きにして、すごくわかります。私は骨格標本作りをやることがあるのですが、生物の体は進化の過程で先祖となる生物の体をベースに変化が生じていくわけですが、様々な骨を見るとうまく体をつくっているけど、けっこう無理しているなーと思うことが多々あります。ハトの骨格を見て、ペンギンやダチョウの骨を見るとせっかく空を飛べる骨格になったのに、なんで無理してこんな体にしたんだろう?でもうまい具合にやってるなーとつくづく思います。様々な哺乳類の骨格を見ると人間の骨格なんて、不合理すぎです。
生息環境が寒ければ毛深いほうが合理的であり、暑くなれば毛深いのは不合理です。何が合理的でなにが不合理かはその時々で変化するわけであって、その時々で合理的を追求しすぎてしまうと変化に対応できなくなります。不合理をたくさん抱えているほうが環境の変化に対応できる可能性が高く、変化する環境の中では不合理こそが合理的なのでは・・・何を言っているか分からなくなりました。
体の構造と同様に行動も進化するものであるのであれば、変化する環境に適応するため不合理を抱え込む行動、”Or”の行動が生まれるのは納得であります。
こうやって報告書を書いていると、頭の中ではなんとなくわかっているのですが、きちっと合理的な文章としてなかなか表現できません。が、胸を張ってこう書きたいと思います。私の文章は”Or”なんです。なんかうまく自分の文章のつたなさをごまかしたような気がしないでもありませんが・・・。
語りの時間終了後はアフターカフェペディア、経験、話はあっちこっちへと流れながら、本編の語りに加えてさらに私は深~い、深~い思考へといざなわれていきました。

追伸
藪田さんから会場でも紹介がありましたが、様々な動物の行動の映像をみんなで投稿し、共用しようという動物行動の映像データベースhttp://www.momo-p.com/があります。いろいろな動物のいろいろな行動を見ることができます。私も自然教室の子どもたちと動物行動を撮影し投稿したいと思います。みなさんも見るだけでなく撮影&投稿してみましょう!
登録:
投稿 (Atom)